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高橋留美子傑作集 魔女とディナー (ビッグコミックススペシャル)

高橋留美子傑作集 魔女とディナー (ビッグコミックススペシャル)

高橋留美子傑作集 魔女とディナー (ビッグコミックススペシャル)

作家
高橋留美子
出版社
小学館サービス
発売日
2019-09-18
ISBN
9784098604326
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高橋留美子傑作集 魔女とディナー (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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フリージア

テレビでうる星やつらや犬夜叉、らんま1/2などを観ていましたが、漫画本は初めて。出てくるお爺さんは60歳くらいながら若い女性には頑張っちゃって可愛い。「私のスカイ」の犬の霊が良い表情で、何とも愛しくジンときた。どの話もゾクリとしつつ安堵感で終わりやっぱり高橋留美子氏の漫画はいいです✨

2021/03/23

たまきら

わはははは。60過ぎの普通のおじ様たちを、これほど愛らしく描ける漫画家さんってほかにいないんじゃないでしょうか。食欲の魔女と金欲の魔女には大笑い。妻の死をプロットする売れない(スタートに立ててもいない)物書きの話は、先日読んだ足立紳さんの小説を思いました。ほんと、このシリーズ好きだわ~。

2021/03/19

青龍

このシリーズ、最初の頃は雑誌掲載で読んでいたけど、ここ数巻はコミックスになってから読んでいる。今回は、すべて定年前後中年男性が主人公。このシリーズを読み始めた頃は、50代なんて先と思っていたのに、今や主人公たちと同世代。日常と地続きの展開が上手い。そして何より、中年の癖のある強かな女性(美人とは言えないオバサン)が生き生きとしているのが好き。原点は、一瀬さんかな?

2019/09/23

ぐうぐう

そして高橋留美子は、長期連載を続けながら、年に一作、必ず短編を発表している。これもまた奇跡だ。6年間に描かれた短編を収録した『魔女とディナー』。表題作と巻末に収録された「私のスカイ」を除くと、ほぼほぼ日常的な描写の作品であることが目を惹く。しかも、主人公はしがない初老男性。彼らが見る、都合のいい夢が笑いと哀しみを生む。そのパターンを頑なに守りつつ、高橋はバリエーションを嬉々として描いている。そんな可笑しみと悲哀が、なんだか癖になるのだ。決まってエンディングは、ふりだしに戻る。そこに高橋の愛を感じる。

2019/09/19

紫伊

どれも冴えないおじさんが主人公の短編集。おじさんの書き方が絶妙でいるなーという雰囲気が漂っている。美人にふらりとしながらもどれも地続きの日常でちょっとしたさみしさとともに安心した日常に戻る感じ。離婚して小料理屋の美人おかみとその家族とひょんなことから一緒に住む「不定形ファミリー」愛犬がなくなった後、おじさんにだけおじいちゃんの姿で見えるようになる「私のスカイ」が特に好き。犬のおじいちゃんの書き方がとても好き。

2019/10/03

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