下のほうの兄さん (ビッグコミックス)
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「下のほうの兄さん (ビッグコミックス)」のおすすめレビュー
80年代に巻き起こった安永ギャグ旋風が、令和の時代にも吹き荒れる! 『下のほうの兄さん』
『下のほうの兄さん』(安永航一郎/小学館)
1980年代、『少年サンデー』には才能ある漫画家が綺羅星のごとく集結していた。『うる星やつら』の高橋留美子氏や『タッチ』のあだち充氏、『究極超人あ~る』のゆうきまさみ氏など、名前を挙げればキリがない。そんな中、ひときわ異彩を放つギャグ漫画家が存在した。それが安永航一郎氏である。氏の描いた『県立地球防衛軍』などのギャグ漫画は、シモネタが多いながらも濃い絵柄と強引な勢いのギャグが相まって、ある意味「オンリーワン」な存在といえた。そして、そんな安永氏の最新作となるのが『下のほうの兄さん』(安永航一郎/小学館)だ。
物語の概要は、こうである。いたって普通の女子高生“根持はしけ”こと「ねもちん」の友人である百年橋千景は、高校一年の一学期までは、確かに「女子」だった。しかし二学期、水泳の授業時にねもちんが見たものは、千景の股間に盛り上がるナゾの物体。なんと彼女の股間には、家の跡取りだった兄の「イチモツ」が生えていたのだ! 百年橋家は現在でこそ没落してしまったが長い歴史を持つ名家であり、千景の兄・義靭が跡継ぎを残さな…
2020/9/15
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下のほうの兄さん (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
美周郎
人の横幅が狭くなった?相対的に等身が下がったように感じる。意図するものがまるで見えない怪作、自分は好き。
2020/08/18
タマキマタ
安永航一郎久々に読んだ。…バカだなー(賞賛)。
2020/08/30
hirokazu
集英社「火星人刑事」の最終巻が出ないまま19年。徳間書店の「青空に遠く酒浸り」が打ち切り(?)になって8年。もはや安永氏の新作を商業誌で見ることはないかと思っていたが・・・誰だ、こんな企画通したアホ・・・もとい偉人は?と巻末見たら、連載担当は島本和彦氏の「アオイホノオ」作中で大活躍、そして「県立地球防衛軍」を再刊させた三上信一氏でしたか・・・納得。マンガの配信期間は3年で、9話完結。それもいきなり伏線引いて、そのまま放り投げて終わるという安永節は相変わらず健在だった。・・・これ、喜んでいいのか?
2020/08/29
niz001
まさかの商業出版、チェック漏れててご本人のツイートで出版を知る。すれすれやなぁ。唐突に終わる。ゴムホースの殺し屋、南蛮帝国の尾崎じゃねw?
2020/08/21
わーぷ
安永航一郎が百合マンガを描いてみたら、とんでもなくお下劣になったと言うか、そもそもいつも通りと言うか、そんなマンガです。
2020/10/02
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