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九条の大罪 (1) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (1) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (1) (ビッグコミックス)

作家
真鍋昌平
出版社
小学館
発売日
2021-02-26
ISBN
9784098608485
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「九条の大罪 (1) (ビッグコミックス)」のおすすめレビュー

『闇金ウシジマくん』作者の最新作が登場! 次の主人公「悪徳弁護士」はどんな活躍を見せる?

『九条の大罪』(真鍋昌平/小学館)

 闇金融を題材に社会の暗部を描き切り衝撃を与えた『闇金ウシジマくん』。15年間の連載期間中、テレビドラマ化・映画化もされた作品である。最終巻の発売が決まった頃にはすでに累計発行部数が1700万部を突破しており、惜しまれつつ幕を下ろした。

 作者の真鍋昌平さんは、2020年、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で新連載『九条の大罪』を始めた。主人公は「悪徳弁護士」と呼ばれている九条だ。この男は一筋縄ではいかない。同情の余地のない人間の弁護を務める。タイトルのとおり、大罪を犯している弁護士のように見える。

 だが、1巻中盤まで読むと、この主人公九条が本当に「悪い」弁護士と言えるのか、わからなくなってくる。

“私は法律と道徳は分けて考えている。 道徳上 許しがたいことでも、依頼者を擁護するのが弁護士の使命だ。”

“法律は人の権利を守る。 だが、命までは守れない。”

 九条は大金を稼いでいる。しかし彼の全財産はすべて離婚した元妻に支払われ、子どもの養育費にも使われているという。彼自身はビルの屋上にテントを張り、生活費や食費を切り詰めて…

2021/4/13

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九条の大罪 (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

yoshida

「闇金ウシジマくん」の作者が描く弁護士モノ。弁護士の九条は様々な加害者の依頼を受ける。そして望む結果を出す。それは被害者の立場や倫理とは別。1巻では飲酒脇見運転による交通事故と、軽度知的障害を利用され罪を被せられる男性を描く。爽快な内容ではない。だが、無知だと付け込まれるリスクを参考に知り得る面もある。軽度知的障害の男性は非常に救いがない。しかし、父が入れられた入墨を消し、自身も入墨を消そうとしたことに、過去との決別の思いがある。やや人が死に過ぎではとも思う。2巻はどのような展開になるか。少し期待。

2022/07/18

lily

『闇金ウシジマくん』で一世を風靡した真鍋先生の待ちに待った新作。今回主人公である九条は思想信条や貴賤・善悪で差別せず、依頼人を法律で守るプロの弁護士で、鼻腔拡張テープがトレードマーク。轢き逃げ犯や軽度知的障害者の依頼を黙々とこなす九条とその陰で哀しむ被害者。立ち回り方は容赦ないがその中でも豊富な知識で罪を最小限に留めるダークヒーローっぷりがウシジマにも共通してて興味深い。相方の烏丸も前作の戌亥を彷彿とさせる。「ちゃんとした人の周りにはちゃんとした人が集まる。よくない人間にはよりよくない人間が集まる。」

2021/05/16

もちもちかめ

自分は、九条のクライアントの立場だと長年感じて行動してきたけれど、そろそろ九条の立場に立ってものを見て動くことが必要と強く感じた。守ってもらってその対価を払う立場から、守って対価をもらう立場へ。強く意識付けしたい。そして相変わらず胸くそ悪い物語なので、ゆっくりとしか読めない。テンポとストーリー展開の説明が悪いため。なぜ?

2022/08/10

歩月るな

もう少し生きるって事に対して真摯でありたいなと居直るのにちょうどいい爽やかな毒気である。ことが起こった場合の落とし所というのが勘所であるわけなので、何も起こらずに済ませるという最適解に至るスマートさに脱帽さんですね。違法行為は真似すんじゃねえぞ、と申し訳程度に書いているのが逆にユーモラスですらある。荒唐無稽とは言い難いところでもある。

2022/01/19

ネロ

ウシジマくん、しんどいけど好きだったので作者さんの新刊読まねばと手に取りました。 おお、相変わらず目の付け所が面白い。バイオレンスでダーティな世界観は相変わらずですが、次は半グレを養護する弁護士ですか。裁きは公平でなくてはと語る九条先生。飄々とした主人公の造形はカッコイイのですが、掴みどころがなさすぎてちょっとまだ好きにはなれませんね。ウシジマくんのような魅力はまだないです。鬱々とした話ながらラストで淡い希望がのぞくストーリーはさすが。

2022/04/20

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