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チ。―地球の運動について― (6) (BIG SPIRITS COMICS)

チ。―地球の運動について― (6) (BIG SPIRITS COMICS)

チ。―地球の運動について― (6) (BIG SPIRITS COMICS)

作家
魚豊
出版社
小学館
発売日
2021-12-28
ISBN
9784098612062
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チ。―地球の運動について― (6) (BIG SPIRITS COMICS) / 感想・レビュー

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ムッネニーク

103冊目『チ。 -地球の運動について- 6』(魚豊 著、2022年1月、小学館) 新章突入。C教のルール外に生きる者たちと、「地動説」との出会いは物語をどう動かすのか?相変わらずセリフが熱い。知性的な内容でありながら、漫画らしい外連味のある展開も楽しい。H派とは多分プロテスタントの原型でもあるフス派がモデルだろう。 「表なら私、 裏なら君が正しい。」

2021/12/31

眠る山猫屋

いよいよ大地は動き出すのか、いや、まだだった。オグジーたちの残した“もの”を巡る争奪戦。異端解放者たちの組織、さらにその中でも異端なシュミット一味。そしてドゥラカ。ドゥラカはロマの一族なのかな?C教の中でも下層の扱いを跳ね返そうと目論むドゥラカと、シュミットの“神について”のやり取りが面白い。噛み合って無いようでいて、ディベートとしては成立している。そして異端解放のリーダーは!!さぁ、時代よ廻れ!!

2021/12/30

Vakira

5巻から25年経った時代。ストーリーは新展開。C教司教の振る舞いに疑問を抱く人が増えてきた。神が全能として存在するならば都合よく人間の願いを聞いてくれはしない。ましてや異端の迫害などありはしない。隣人を愛せの矛盾。神が存在するならばそれは自然の生命の中。そんな考えを抱く同志が結束。己が生き抜くため,信じる者は神ではなく金、なんて輩も登場。いや、輩ではなく少女だ。オオ~ラスト 25年の歳月が繋がる。次の展開が楽しみだ。

2022/03/27

さすらいの雑魚

長い連載となるとお話が脇道枝道に流れたり、当初の物語の熱量が薄れたり、なんて事も珍しくは無い物です。が、本作は巻を重ねるほどにボルテージが上り続けとどまる気配がありません。フス派登場の予感や理神論vs無神論の超ニッチ対決などなど一部歴史好きの心がトキメク展開の第6集です♪ここまで続刊が楽しみな作品は久々です。

2021/12/31

Nyah

オクジーとバデーニが真理(感動だけだが)を残してから25年。C教の権威が揺らぐ。C教正統派に異論があるが、C教を信じる者。自然を崇める者。神を信じない者。これから先、世界を揺るがすのは「1.火薬、2.羅針盤、3.活版印刷」おー、世界史でやった気がする!情報の自由度が社会の自由度に繋がる。出版を請け負い情報を解放し自由を与えるのが重要だと。そして異端解放戦線の組織長は‥。

2023/05/04

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