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君は放課後インソムニア (9) (ビッグコミックス)

君は放課後インソムニア (9) (ビッグコミックス)

君は放課後インソムニア (9) (ビッグコミックス)

作家
オジロマコト
出版社
小学館
発売日
2022-06-10
ISBN
9784098613144
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君は放課後インソムニア (9) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

日常は、あるいはエピソードは、第一声を発してから始まるわけではない。言葉よりも前に、ドラマは起こっている。それは劇的ではないかもしれないけれど、だからこそ愛おしいのだ。そのことをオジロマコトは心得ている。静かにラテを作るガンタから始まる第73話は、そんな言葉のない場面こそが見どころとなっている。試験勉強をしながら耳もとの髪をかき上げるイサキをオジロマコトは、わざわざふたコマに分けて描くのだ。かき上げ始めたところとかき上げ終わったところ。ふたつに分けて描くことで、そこに心情が込められる。(つづく)

2022/06/26

AKF-ZERO

まずはアニメ化おめでとうございます。オジロ作品は独特な間とリアルな空気が漂っており、今回のような星空観測で廃線に遺された夜の気動車遺構という特殊条件下でのシーンもありますので、ロケハンに相当力を入れなければ難しいと思います。ですがPVを見た限り期待出来そうです。ガンタとイサキの天文部を中心に、友人達と共に準備してきた12月の双子座流星群も盛況で終わって無事成功。けど忘れた頃にやって来るイサキの病状。お好み焼き屋で14年後の未来のスケジュールを立ててた2人に、ハッピーエンドが訪れますように。

2022/10/11

葉鳥

穏やかな時間だけに影が怖くもある。手帳アプリの話と流星群のお好み焼きがよかった。

2022/09/23

かなっち

能登を舞台に描かれる“眠れない”高校生の青春…第9巻です。楽しかった夏も終わり、正式にお付き合いが始まって穏やかに時間が流れていく2人。14年後の未来を夢見る様子が眩しくもあり、悲しいフラグのような気がして不安にもなるのです。その証拠に学校も休みがちになって、指先が冷たい…描写に居たたまれなくなって。救いなのは、丸太君が彼女の病気を理解しようと努力してくれることですね。いつも同じ態度で寄り添ってくれる丸太君の存在は、頼もしい以外の何物でもないと思います。どうか、どうか、14年後も笑っていられますように!!

2022/10/11

糸文

★★★★☆

2023/07/11

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