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ポーの一族 ユニコーン (1) (フラワーコミックススペシャル)

ポーの一族 ユニコーン (1) (フラワーコミックススペシャル)

ポーの一族 ユニコーン (1) (フラワーコミックススペシャル)

作家
萩尾望都
出版社
小学館サービス
発売日
2019-07-10
ISBN
9784098705795
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ポーの一族 ユニコーン (1) (フラワーコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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rico

学生時代、友人と「エディス」後のエドガーの行方について議論したことを思い出します。私は「どこかにいる」派。友人は「全てを失って生き続ける訳がない」と主張。40年後の答え合わせ。どちらも正解で不正解といったところでしょうか。かつてのポーの一族たちは繊細な線で描かれ、永遠の命を持った宿命と孤独を抱えた儚い存在でした。21世紀の彼らは絵柄の変化もあって、生々しくくっきりとした存在感を持ち、妙に人間臭くじたばたしていています。それをどう見るか評価は分かれそうです。ともあれ、彼らの「結末」を見届けたいと思います。

2019/07/20

あきぽん

いかなる人間も叶えられない夢である「不老」の一族であるバンバネラ。彼らをフィクションの世界で描くことによって、かえって時の無常さや愛する人を喪失する悲しみを浮き彫りにしているのがこの「ポーの一族」だと思っています。本巻では何と2016年も舞台に!

2019/07/18

Shimaneko

『エディス』から40数年。まさか続編が読めるなんて、しかも外伝とかじゃなく本格的なリブート始動なんて!長生きするもんだね(違 嬉しすぎて1ページ1ページ舐めるように読了。前作『春の夢』の時点では、アランはやっぱり昔のシンプルな線のほうがとかなんとか文句たれてた自分を殴りたい。「アランを取りもどせるなら ぼくは悪魔とだって契約する」に鳥肌。ああ、続きが楽しみ過ぎる。

2019/09/09

まこみん

「春の夢」を再読してからワクワクしながらの最新刊。40年前、火事で消えてしまったアランがもしかしたら!?わたしに触れるな(2016年)水の都、ベネチアのひととき。前巻の続編でもある、ベニスの舟歌(1958年)、ポーの起源と閉じ込められた美しい城主の秘密、バリー・ツイストが逃げた(1975年)、バリーとアランの再会、カタコンベ(1963年)。時代を行ったり来たりしながらの短編で綴られる形式も懐かしい。でも2016年の続き早く読みたいな!

2019/07/29

青龍

発売から間もないのに、この登録数は流石です。あの、ロンドンの火災から甦ったエドガー。アランがどうなるのか、ポーの世界に結末は用意されているのか。気になるのに、次巻までが長い。最初に感じた絵の変化に対する戸惑いも、すぐに感じなくなり、現代のエドガーとして、エディスの時の少年ぽさから青年の雰囲気になっている。肉体面での年は変わらないけど、精神面の成長か?もうすぐ始まる松屋の作品展も楽しみ! 来年の5月12日は、エドガーの280歳のお誕生日です!

2019/07/21

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