風光る (44) (フラワーコミックス)
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風光る (44) (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
架空の人物が登場したとて、歴史が変わるわけではないし、変わってはいけない。変えられぬ歴史に対して、では作者は何をすべきか。いかにその歴史を解釈し、どう描くか、ということだろう。渡辺多恵子は、セイと総司の日々をじっくり丁寧に綴ることで、沖田総司が迎える歴史の意味を、そっと読者に問いかける。そのあまりにも静かに描かれた歴史の結末は、変えられぬ歴史自体が重要なのではなく、そこに至るまでの生き方そのものが大切なのだと言っているのだ。『風光る』、次巻完結。
2020/03/01
小夜風
【所蔵】最新刊を読む前に既刊全部再読していました。漸く辿り着いた44巻。連載開始からは23年も経つんですね。セイちゃんのセイは清三郎の「清」ではなく誠の「誠」だったんですね。他の本ではどうしても病弱で儚げに描かれることの多い沖田さん…「風光る」でも病んでから長かったですが、最後まで強くて優しくて熱くて穏やかで、本当に誠の武士だったなぁと思います。次が最終巻になるのかな。セイちゃん…生きてほしい…。そして新選組の運命は…。
2020/03/09
どあら
季語の「春隣(はるとなり)」の意味を知って、哀しい気持ちも少しだけ癒やされました…☺️
2021/03/25
蓮
感想×◎ 爆涙、、、 わかっていた最後だけどやはり泣いちゃいます( ;∀;)でも、穏やかな最後で良かった。近藤さんのとこからひたすら泣きまくりの一冊でした。次のFlower(5月号?)で最終回らしいので、コミック派ですが最終回は雑誌もかわねば!✨
2020/02/28
su☆ma
コミ☆5 表紙、季語の説明含めた先生の言葉から涙出た。こんなに声をあげて泣きながら読んだ漫画なんてないだろう。思い入れが強すぎるから、胸が苦しくて何も言えない。最期の最後を穏やかな日々にしてくれてありがとうございました。
2020/02/29
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