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古都 (新潮文庫)

古都 (新潮文庫)

古都 (新潮文庫)

作家
川端康成
出版社
新潮社
発売日
2022-04-25
ISBN
9784101002439
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古都 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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Shun

京都を舞台に二人の女性の運命が交錯し、古都の季節感漂う景色と描かれます。歴史ある都の色彩や食べ物の香りが読み手の五感に作用してきそうな小説でした。物語は京都の呉服問屋の娘・千重子から始まり、彼女の視線は庭にある古木の窪みからひっそりと咲いた2株のすみれに向いている。離れた位置にあるこの花は近くなることはないが、それでも毎年しっかりと花開く。千重子はこの花を見ると何かを思わずにいれない様子で、それがこの物語の印象的な隠喩となっている。そして祇園際の夜、己と瓜二つの女性と千重子は運命的な出会いをするのだった。

2022/07/11

tonbie

待ち時間の間に一気読み。 睡眠薬の影響ですっきりしない頭で執筆されたとの事だが、そうだとしたらやはり川端康成さんは天才的な文豪としか言いようがない。 2人の運命的な再会が良い化学反応を起こし、周りの人も含むそれぞれの人が変化を受け入れ、新たな一歩をあゆみだす。読後感が大変良い作品。京都の風物描写もきめ細かく、京都を訪れたくなった。

2023/01/09

デンプシー

美しい文章。京都の四季の移り変わりの中で、伝統的美意識の人々が織りなす物語。主人公の気持ちで物語に入り、その時代の京都に自分がいる気持ちになる。ラストシーンは衝撃的に思ったが、余韻が残る良い終わり方である。舞台化はされたが映画化はされなかったらしい。仮に映画化されていたとしたらさぞかし、しっとりとした名作になったのではと惜しまれる。

2023/01/04

(っ ॑꒳ ॑c)

川端康成さんの本が読みたくなったので適当に選んで読んでみました!時代のせいかやはり読みにくい、、、。ただ、表現がうまいのか情景がよく想像できるのが本当に読んでいて実感できます。今作は途中から面白くなってきたのでもう少し内容を深掘ってほしかったです、、。

2023/01/11

みるく

恥ずかしながら今まで読んだことなかったので没後50年記念で読んでみた。舞台が私の生活範囲内すぎて今現在の状況が分かるもんだから小説なんだけど人のお家の内情を覗き見してる気分になってしまった。話としては淡々と読むくらいでたまに「おいおい、乗り換え早いな!」と突っ込みどころがあるくらい。ただ余韻が.…凄い!さすが文豪と言うべきか。この終わり方好み過ぎる。他の作品も読まないとな。

2022/06/10

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