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近代絵画 (新潮文庫)

近代絵画 (新潮文庫)

近代絵画 (新潮文庫)

作家
小林秀雄
出版社
新潮社
発売日
2020-09-29
ISBN
9784101007144
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ジャンル

近代絵画 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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井蛙

批評家・小林秀雄は、批評家の性急な総括が常に取り逃がしてきた天才的個性の〈朴訥さ〉とでも言うべきものを掬い上げようとする。芸術的創作を構築的な知性の準備運動によって始めようとする人間は、天才の亜流でしかなく、平凡な批評によって捉えることのできる者もまたこのような意識的な追随者でしかないからだ。そういうわけで、モネからピカソに至るまでの天才画家たちの、密かな個人的格闘(それはいかなる知的総括にも先行する)を復原しようとする小林の試みは、まさに小林自身の非凡な才と共鳴することによってのみ可能となったのである。

2021/03/07

taka masa

なかなか読み進めることができず、ようやく読了。ゴッホが精神を病んでいたとか、ピカソのゲルニカとかはなんとなく知っているというレベルなので、小林秀雄の言っていることがいいか悪いかもわからずというところ。周辺知識があったら、別の景色が見えるのだろうか。

2020/10/31

masanari

小林円熟期の傑作。鍵となるのは「無私」で自然に向かう眼差しだ。ルノアール、セザンヌ、ゴッホ、それぞれ立場も考え方も違うが我を捨て自然を描こうとし続けた。本の三分の一を占めるピカソの論が冗長で話題もあっち行きこっち行きで読みづらい。むしろ短いドガ論が1番面白かった。

2021/01/20

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