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ハーシュ (新潮文庫)

ハーシュ (新潮文庫)

ハーシュ (新潮文庫)

作家
前川裕
出版社
新潮社
発売日
2019-07-26
ISBN
9784101014616
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ジャンル

ハーシュ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ちーたん

★★★☆☆『酷ハーシュ』文庫改題作。新婚夫婦が手斧で惨殺される。妻の口には結婚式場のパンフレットが押し込まれ、解決の糸口が見えないまま2年経過していた。この事件の捜査に借り出された主人公刑事・手塚。恩師である元刑事から20年前に起きた事件に類似点がある事を知るのだが…。サイコサスペンス警察小説。惰性欠如。狂気。変態性欲。犯人は予想通りの人物だった。それより手塚、アレを黙認って💦全体像に描かれる性的描写を好むか好まないかで評価分かれそうな作品。

2019/10/22

バネ

ラストの2度にわたるどんでん返し。一番被害者っぽかった人物がまさかの犯人だったという結末。会話によって次第に解き明かされる真相。殺害後の描写はかなりエグかったが、久々に私の好きなサスペンスだった。 この後に観た「あなたの番です」の最終回が若干カブってた気がするのは、気のせいか?

2019/09/09

JILLmama

手斧で惨殺された夫婦の遺体。 過去にも似たような事件が起きていた。 何とも気味の悪い話で、前川さんらしい。 途中でもしかして?犯人あの人? と分かってしまったけど、飽きずに最後まで読めました。

2019/08/02

ゆん

連続する手斧による猟奇殺人、怨恨かサイコキラーか? 事件の闇に潜む得体の知れない不気味な雰囲気の中、姿を消す人物は…。 著者特有の不気味にざらつく雰囲気たっぷりの作品でした。 猟奇殺人の闇に潜んでいた過酷な真相と現実にやるせない気持ちにさせられ胸を抉られる。

2019/09/20

JKD

凄惨極まる連続猟奇殺人を追う刑事たち。 誰が異常者なのか動機は何なのか全く予想がつかない。混乱から戦慄。第4章は全部怖い。残酷とか悲劇というレベルを超えて次々に出てくる驚愕の真実。まさに歪な欲望が織り成す恐怖物語でした。

2019/08/13

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