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ふぞろいの林檎たち (新潮文庫 や 28-4)

ふぞろいの林檎たち (新潮文庫 や 28-4)

ふぞろいの林檎たち (新潮文庫 や 28-4)

作家
山田太一
出版社
新潮社
発売日
1990-11-01
ISBN
9784101018140
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ふぞろいの林檎たち (新潮文庫 や 28-4) / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

単行本の「あとがき」より。<「こちら東大こちら日大」と二人の青年を紹介されれば、やはり東大の人間の方がいいような気がしてしまうあたりで、私たちは生きている。そういう時代に、否応なく周辺へ追いやられている青年たち娘たちを書いてみようと/たとえばそういう人間たちの憤懣は、中学生の時期に暴力という形で表面に現われる。しかし、高校生、大学生と進むにつれて、見やすい形では消えて行く。だが、消えてしまったわけではない。社会がある程度の安定を維持しているうちはいいが、ひとたび失業の増大というような事態を迎えると>……。

2023/12/07

柳田

研究室になぜかドラマのDVDが揃っていたので、借りて全部見、そのあとこれを読んだ。分厚かったけどさくさく読めた。三流大学生だからもてない男たちの悲哀が描かれているが、でもいかにも青春群像という感じで、なんか時代を感じるし憧れちゃう。常に誰かの家に人が集まってわちゃわちゃやっていたりして、あんまり現実感はない。昔はああだったのだろうか?まあ、ケータイも持っていないし。ドラマの主題歌がサザンで、サザンは私の青春なので勝手に盛り上がった。続編のドラマはDVDが手に入らないので、文庫本でそのうち読みたい。。

2018/04/02

おさむ

バブル景気が始まる少し前の大学生模様。Ⅱと同様、テレビドラマの風景が目に浮かんできました。あの時代、携帯もなく、インターネットもなかったんだなあということを再認識します。今ではその両者がない生活なんて、想像できなくなってしまったけれど・・・。公衆電話ってそういう意味では、ドラマには欠かせない小道具だったんですね。  解説で柴門ふみも指摘していますが、国広富之演じる本田修一が「イマドキのオタク像」を先取りしていた点もすごい。改めて山田太一さんの才能に脱帽です。ぜひ、年老いたリンゴたちを主人公にⅢを書いてほし

2013/03/11

えいとうっど

極めて個人的なお気に入り度合い:★★★★☆4点

2016/05/03

水面

高校図書館の除籍本からもらってきた本。つまり、古くて人気のない本ということだが、内容は楽しめた。

2015/09/05

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