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謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉 (新潮文庫)

謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉 (新潮文庫)

謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉 (新潮文庫)

作家
高野秀行
出版社
新潮社
発売日
2020-05-28
ISBN
9784101021515
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ジャンル

謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

面白かった。学術的な上段から語らず、あくまで虫の目線を貫く高野氏。氏の行動力と観察力に感服。納豆は日本だけのものではなかった!納豆は元から主流となる食物ではなかったが、山奥には欠かせない栄養源であり保存食だったのだという。藁でなくても葉であれば大抵作れるのだというのも驚き。アジア全般に広がる納豆を食し、作り方を学んだあと、氏は、非同時多発的に世界的に発生したのではと仮説を立てる。

2020/07/25

岡本

納豆に対する認識が変わる一冊。読む前は日本人の多くがイメージしている通り「外国人は納豆を食べない」「藁でしか納豆は作れない」「納豆は水戸発祥」と思っていたが全て覆された。アジアの山奥や東北の山奥での体当たりなフィールドワークは著者お手の物。いつもは極小粒を食べるので他の納豆も食べてみたくなった。続編である「アフリカ納豆」も早く読みたい。

2020/11/22

へくとぱすかる

ミャンマーのシャン州で出合った納豆をスタートに、東南アジアの山岳地帯に納豆を探し、味わう旅。あまりにも納豆に魅了されて、途中から納豆の起源に思いを馳せて、急に壮大な内容に突入していく。日本納豆の起源について、こんなにも深く国際的な探求ができること、納豆を食べる民族にある共通点の多さには驚くほかない。みそ・しょうゆの類似点は以前から気になっていたが、納豆とも類似するとは。「雪納豆」の朴葉にはアジア共通の要素を感じられ、興味はつきない。関西でも利休の時代は納豆を食べていたのに、なぜ食べなくなったか? 謎だ。

2020/06/21

サンダーバード(読メ野鳥の会怪鳥)

辺境探検家高野さんのルポ。熱々のご飯に納豆と言うのは日本独自の伝統食と思っていた。ところがどっこい、アジア各国に納豆は存在する。「似て非なるもの」なのか?それとも日本の納豆の祖先なのか?「納豆は私達のソウルフード」と豪語するミャンマーのシャン族、タイ、ブータン、中国、そして日本。各地を巡る納豆の旅。おらが村の納豆が一番と熱く語る人々。面白い!たかが納豆でこんなに面白い話が語られるとは!納豆が好きじゃない私でさえ楽しめました。文句無しの五つ星です。★★★★★

2020/06/30

タカユキ

日本及び東南アジアにおける納豆をテーマとしたルポ。納豆は日本独自のものではなく東南アジアの一部の地域でも食べられている。著者はこのことを以前から知っていたのだがミャンマーの納豆はいろんな味や食べ方があることを知り衝撃を受ける。そしてタイ、ミャンマー、ネパール、中国を訪れて国ごとに異なる納豆文化を取材する。また長野、秋田、岩手を訪れ納豆作りを体験することで日本納豆とアジア納豆の違いに迫る。そして各国の文化や社会・宗教・民族問題などへと考察を広げる。

2020/10/29

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