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吃音: 伝えられないもどかしさ (新潮文庫 こ 71-1)

吃音: 伝えられないもどかしさ (新潮文庫 こ 71-1)

吃音: 伝えられないもどかしさ (新潮文庫 こ 71-1)

作家
近藤雄生
出版社
新潮社
発売日
2021-04-26
ISBN
9784101027616
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吃音: 伝えられないもどかしさ (新潮文庫 こ 71-1) / 感想・レビュー

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佐島楓

人間である以上、誰でも病気になったり障碍を抱えたりする可能性があるのに、社会はそういった問題を個人の「自己責任」の名のもとに矮小化し、あるいはなかったことにしてしまう。その姿勢が他者への共感を弱め、差別につなげているように思えてならない。どんな問題でも他人事だと思わずに、苦しんでいる人の声に触れてみてほしい。まず知ることから始めてほしいと病者のひとりとして心から思う。

2021/05/09

カブ

人前で上手くしゃべれない、電話は恐怖、レストランで食べたいものの注文が上手くできない。吃音は人から理解されにくく、心を閉ざしてしまうこともあって、自死された方もいらっしゃるのを知り、心を痛めた。当事者はもちろんその家族や、仕事先の環境を知るにつけ沢山の人の助けが必要だと感じた。

2021/06/25

はな

吃音の苦しさをよく分かっていなかったのだと認識しました。小さい子で吃音がでていると、時間が経ってくれば落ち着く、指摘せずにそのままでと聞くことが多い。たしかに自然に落ち着くこともあればずっと尾を引くこともある。障がいとしてみるのかその人の個性と見るのか難しい。ただ今のわたしが出来るのは、知ることと知ろうとすることなのではないかなと感じました。

2021/05/26

ゆきらぱ

吃音がこんなにメカニズムも治療法もわからないものだとは思わなかった。そもそも障害かも決まっていない。著者自身もそんな吃音により人生右往左往したからこそ書かれた本だ。そういえば私は中学生になった頃から授業中指されたりすると真っ赤になった。それを先生方が「赤面恐怖症だ」とからかい、帰りの電車の中から「どもり赤面あがり症直します」と書かれた怪しい手書きの看板を見て、これ全部治すべきもの?と怯えた。こちらは恐怖なんて感じないのに「恐怖症」と断じられてかえって恐怖が湧き上がる。あの「他者の介在」を思い出した。

2021/05/04

ZONO⑨

8@帯の重松さんの推薦で購入。読んでて辛いので時間かかったが高橋さんに希望を感じた。 作者は自分の事をもっと書けばと思ったが、、重松さんの解説のラストで泣けた。

2021/07/04

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