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鏡じかけの夢 (新潮文庫)

鏡じかけの夢 (新潮文庫)

鏡じかけの夢 (新潮文庫)

作家
秋吉理香子
出版社
新潮社
発売日
2021-05-28
ISBN
9784101029412
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ジャンル

鏡じかけの夢 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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けいこ

ある古い鏡に纏わる連作短編集。この鏡を磨くと願いが叶うと言う。人間の欲は底を知らない。それは自滅へと続く道。その鏡に写るのは欲の塊の醜い自分。秋吉さんは、誰もが持っている人間のちょっとした嫌な部分を取り上げるのが上手い。今回もどの話もゾワっとして面白かったです。

2021/06/19

タケチヨ

磨けば願いが叶うという妖しげな鏡に翻弄される人々を描いた連作短編集。舞台は戦前から戦後果ては海外まで飛び、登場人物たちも貴族から貧民までと幅広い内容。どの話も人間が内に秘める欲望を律する事が出来ず悲劇の結末を迎えてしまうのだが、鏡への願いは間違いなく叶えられているという矛盾さがミソ。イヤミスに定評がある秋吉先生の本領発揮といった感じで、各章短いながらも面白く読めた。個人的には『奇術師の鏡』がお気に入りで残飯シチューから肉を分け与えようとする正志クンにほっこりした。

2021/06/24

ピロ麻呂

磨きながら願い事をすれば実現する鏡…この不思議な魔鏡をめぐる連作短編集。さすがの秋吉理香子作品だけあって、どれも秀逸。ゾクッとする結末がくせになる。おもしろかった!

2021/06/19

Junichi Yamaguchi

『魔鏡』… 磨けば磨くほど願いを叶える鏡を追う連作短編集。 ソフトよりなイヤミス作品。 欲を欲するほど沼にハマるか⁈ 鏡を想像しながらの読書は、いつもと違う楽しみがあった。。

2021/07/08

こゆび

連作短編集。戦前から戦後まで。願いを叶える美しい鏡と、その鏡に願いを込める人々をめぐる物語。歯車が狂ってしまったのは、何かが見えたからなのか。何ひとつ見えていなかったからなのか。望みすぎれば希望は欲望となって自身を映す。そこに恐ろしいものがあるとするならば、鏡の中ではなく鏡の前に立つ者の心の中に。

2021/07/01

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