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私の少女マンガ講義 (新潮文庫)

私の少女マンガ講義 (新潮文庫)

私の少女マンガ講義 (新潮文庫)

作家
萩尾望都
聞き手・構成/矢内裕子
出版社
新潮社
発売日
2021-06-24
ISBN
9784101029818
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私の少女マンガ講義 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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小鈴

講義録では手塚治虫のリボンの騎士から始まり、よしながふみの大奥で終わる。後半の自作語りも、残神を書いて親目線でマンガを描けるように。ここはポイントかも。少女マンガ家は親目線で物語を紡げない。鎌倉シリーズの吉田秋生ですら姉目線まで。漫画家の母親の呪いは深い。萩尾望都ですら母親ではなく父親目線でしか描けない。「ここではないどこか」シリーズは3.11の前の世界を前提には描けずにやめたのか。。。逃避するために中世のマルゴへ。話を聞くと色々腑に落ちる。

2021/07/04

kochi

イタリアでの萩尾の講演をベースに、また、いくつかの自作に関するインタビューをまとめたもの。講演は、少女漫画の歴史を概観するというもので、手塚の『リボンの騎士』に始まり、よしながふみ『大奥』で締めるという、非常に意識的な構成かな。ボーイズラブとかへの言及はあるが、確かに竹宮恵子の名は一回しか出てこないので、奇異には感じるが、そんなことより自作解説。「半神」や「柳の木」などの作品が扱われ、コマ割りの工夫などの創作秘話的に語られて圧巻。福島の事故にインスパイアされた『なのはな』を無性に読みたくなる。

2021/07/16

maimai

『一度きりの大泉の話』以来、「関連本」をつい手に取ってしまう。少女マンガの歴史や自身の表現技法などを客観的に分析しているのが何か意外に感じたのは、萩尾望都は天才で数々の傑作群はひとえに天才の感性のみによって生み出されたというような思い込みがどこかにあったからだろう。考えてみればそんなはずはないのだ。これまでかなり熱心に萩尾望都作品を読んできたけれども、『大泉の話』ショック以前の僕は、作品のファンではあっても萩尾望都本人にそれほど興味を持ってはいなかったのだと、つくづく。「関連本」熱はもう少し続きそうだ。

2021/07/05

chisarunn

萩尾望都先生の、イタリアでの講演、創作方法、自作を語る、と盛りだくさん。萩尾式少女マンガの歴史で取り上げられたマンガを、自分は1980年代までは全部読んでる!(王家の紋章以外)ひええ。どっちかというと自分の軸足は少年マンガだと思ってたんだけどな…もう一度、「春の夢」からこっちを読み直そうと決心したのはいうまでもない。「王妃マルゴ」もやっぱり読むぞ。

2021/07/15

碧雲- lukeminen

一度は読まなきゃと思っていた本。 「イタリアでの少女マンガ講義」「少女マンガの魅力を語る」「自作を語る」という3章で構成・・海外でも人気があったんですね。知らなかった。

2021/07/22

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