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マツ★キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫 い 75-7)

マツ★キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫 い 75-7)

マツ★キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫 い 75-7)

作家
池田清彦
マツコ・デラックス
出版社
新潮社
発売日
2014-04-28
ISBN
9784101035277
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マツ★キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫 い 75-7) / 感想・レビュー

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さおり

マイノリティの中のマイノリティな2人の対談。私は2人とも、好き。で、解説の澤口先生も好き。私はマジョリティ(中肉中背で、地方国立出てて、働いてて、結婚してて、あっ、子がいないとこは唯一マイノリティか?そうでもないかー)。虐げられていると見せかけて、世界を創るのはいつもマイノリティなのですよ、と思ったり。池田先生とマツコさんの声で脳内再生されて、ぼぅっとTV観てるみたいに読み終わっちゃいました。

2014/08/10

ミホ

ホンマでっかTV出演のお二人、池田清彦先生とマツコ・デラックスさんの対談。他作品探してましたがこちらも気になりまして。話題は発刊当時であった震災の話から始まり、情報化社会の現代やマイノリティ(少数派)の話と続いています。物事をはっきり物申し、且つ不躾な事を言わない知性的面がありで、各々が考えていることはあるがそれが絶対こうなのだという発言でないことに好感が持てる。純粋にホンマでっかTVも好きですしお二人も好きなのですけどね( ^∀^)マイノリティでも良いじゃない、人其々ですし。さー他の対談本も探さないと。

2016/11/22

KAKAPO

解説の澤口俊之さんが以下のように書かれている「本書を読むことで、おそらく全ての人がほっこりしたすがすがしい気持ちになったりすると思うが、その理由は『変人の普遍性』にあるはずだ。誰だって『変人』なのである。それが生物としての人間の普遍性である。」と…一見“自由闊達”に生きているように見えるマツコ・デラックスさんが、マイノリティの中のマイノリティであり、そのために逆に身につけた社会を客観的に見る視座から池田清彦先生とキレのある対話を繰り広げている。二人の間に、同調があるため、若干”暴走気味!?”であるが...

2017/02/03

紫羊

底の見えない深い淵に沈みこんだような森有正訳のリルケに頭がぼんやりしていたので、気持ちを立て直すために手に取った本。マツコ・デラックスさんは好きなので、本も何冊か読んだことがありますが、池田清彦さんははじめましての人です。いろいろ面白い人なのですが、読み終ってみると、心に残っているのはマツコ・デラックスさんの発言ばかりでした。語られている内容は結構深いものがあります。ますますマツコ・デラックスさんが好きになりました。

2015/03/07

絳楸蘭

「ホンマでっか!?」ファンにはたまらない1冊!だって、池田先生とマツコの対談に澤口先生の解説って!!二人の話を聞いていて、していないつもりだったのに、無自覚の差別は日常的にしているなぁと意識した。それがいいとか悪いじゃなくて、もうそういう風になっているんだな…と。それを教えてもらえただけでもこの本を読んでよかったと思った。そして、テレビで見る二人が変わらず本の中にいていいなぁと思った。

2014/05/18

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