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暇と退屈の倫理学 (新潮文庫)

暇と退屈の倫理学 (新潮文庫)

暇と退屈の倫理学 (新潮文庫)

作家
國分功一郎
出版社
新潮社
発売日
2021-12-23
ISBN
9784101035413
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暇と退屈の倫理学 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

暇がなくても脳内で時間を引き伸ばせれば解決策を見つけられるはず、とかくだらないことを考え、「退屈」なんて他人を動かすための言葉としか思わないほど暇を愛する私としては同意しかねる箇所多々あり。持論のために過去の人々の言説を当てはめていくやり方も好きじゃない。「退屈と気晴らしが入り交じった生」は人間らしいというよりは動物そのもの、しかも人間は結果だけでなく行為自体を後悔するような気晴らしをすることさえあるのだから動物以下。人間らしさ、皆が退屈に、みたいな結びに繋げるわりには気晴らし方向に重点を置きすぎでは。

2022/03/28

キク

2011年の新刊時から話題になってたのは知っていたけど、「暇と退屈って、自分にはあまり関係なさそう」と手を出していなかった。でも今年の文庫化に際して、帯でオードリー若林が「まさか哲学書で涙するとは思いませんでした、、、」と書いていて、思わず買ってしまった。「暇と退屈」について徹底的に掘り下げていき、ハイデッカーや、マルクスや、映画「ファイト・クラブ」や、血を吸うことだけに反応するダニの生涯や、盲導犬の本能との葛藤まで持ち出して、退屈について突き詰めて「人とはなんなのか?」にまでたどり着いている。↓

2022/02/15

Sam

久しぶりに途中で挫折してしまった。実に丁寧に一歩一歩説明を重ねていくのはいいのだがあまりに長い。ちょっと古いし乱暴にすぎるかも知れないけど、サルトルに倣って「人間は自由の刑に処されている」と一言いえば済む話では?パラパラっと見た感じでは「投企せよ」というほど単純な結論ではなさそうだが。それと、全くどうでもいいことなから、なんで「俺」っていうのだろう?たぶん自分の辛抱と理解が足りなかったのだと思うけど、ごめんなさい。

2022/01/29

小太郎

書店で帯の甚句「國分先生、まさか哲学書で涙するとは思いませんでしたー若林正恭」に惹かれて購入。久しぶりに真っ当な哲学書を読んだ(自分で理解できると言ってもいいですけど 笑)と感じました。確かに「暇」と「退屈」は人間の根源的な立ち位置に関する考察であると思います。作者はスピノザ、ルソー、ハイデッカー達の暇と退屈に纏わる考察を紹介しながら自らの思索をとても分かり易い言葉で語りかけてくれます。まさしく目から鱗の読書体験でした。自分が何故「美術館、映画館、博物館」などに無意識に惹かれていた理由も分かりました。

2022/02/15

アナクマ

祝、文庫化。単行本挫折からのリトライ。◉序章_ゆとりを得た人々は退屈とどう向い合うべきか、という問い。「暇が搾取されている」「文化産業に[好きなこと]を与えてもらっているのだ」という。へえ、と思うけど、まあいい。ハラリが瞑想を奨める理由や、小坂井が言う責任の虚構性、未来の未知性は生きるということの最も本質をなす要素(池澤)、また、鷲田の待つ時間の不思議などを懐中に忍ばせて、本書に分け入ってみようと思います(バカはバカなりに)。なんだか、赤塚不二夫や所ジョージあたりが一言で回答してるんじゃないかと思いつつ。

2022/01/15

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