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ちょっとおかしいぞ、日本人 (新潮文庫 ち 3-1)

ちょっとおかしいぞ、日本人 (新潮文庫 ち 3-1)

ちょっとおかしいぞ、日本人 (新潮文庫 ち 3-1)

作家
千葉敦子
出版社
新潮社
発売日
1988-04-01
ISBN
9784101079110
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ちょっとおかしいぞ、日本人 (新潮文庫 ち 3-1) / 感想・レビュー

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nobody

ブーメラン。馬脚を現す。お里が知れる。遺伝と家庭環境を「僻まれた」千葉は、良い面も悪い面も当然両方あったと反論する。なるほど火のついた煙草を腕に押し付ける父親がその分どれだけ良いことをしてくれるのかはさて置き、ならば日本人の国民性にも良悪両面ある、それで話は終わりである。にも拘らず日本人の論いばかりするのは本書で槍玉にあげている、読者に媚びて本を売ろうとするいやらしい僻みの態度そのものではないか。日本人を貶める立論は必然的に欧米理想社会論となる。私はアメリカにはいじめがないと言った奴をぶん殴ってやりたい。

2020/02/02

MIKETOM

賛同することも多々あることはある。しかし、そうでない箇所で驚くべきことが書いてあった。日本料理について。【ほとんどの中国人は刺身を「味のないまずいもの」といって嫌います。生醤油とわさびだけで食べるなんて料理のうちにも入らないと軽蔑します。でも中国人を味オンチという人はいないでしょ。日本料理は見た目と低カロリーのため最近は各国でもてはやされていますが、おいしさの点でいえばもっともっとおいしいものが世界中にたくさんあります。】日本料理の全否定。仮にも文筆業で生計を立てている人間の書くこととは到底思えない。→

2023/11/08

pantyclub

著者の本は主張が明確で面白い。個人的には全てが正しいとは思わない。でも意見としては理解できる。海外経験が豊富だとスタンダードが変わってくる。恐れずに主張するのが著者の魅力だと思う。本書は新聞ネタを使いながら書かれている。著者の作品としてはソフトな表現が多い。英語を日本語として使うのは意味が違ってしまうことが多い。やっぱり英語は英語として使うべき。言葉は文化なので無理な翻訳はやめた方が良い。

2023/10/23

ゴリゾウ

外国人が不思議がる日本人あんなクセ、こんなクセ・・一体なぜ?カラオケ・コミュニケーションの摩訶不思議。女ものはなぜ小さい?国際派ジャーナリストの辛口エッセイ43編。『カバー』 #1441

1988/01/01

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