だめだこりゃ (新潮文庫 い 65-1)
だめだこりゃ (新潮文庫 い 65-1) / 感想・レビュー
ユザキ部長
いかりや長介さん自伝。全員集合時代までは常にリーダーとして前に立ち、後年の俳優業では演出される事を知った。《行くな、とは言わないから。途中、気をつけてな。飲もうぜ、絶対にな。飲まなきゃダメだ。おい、飲むんだぞ。長話すると嫌われるから、この辺でな。飲む場所は、あんたが決めといてくれ。じゃあ、いずれ》供に懸命に生きた戦友、新井注さんへの弔辞。心に染みる。
2014/10/29
真香@ゆるゆるペース
再読。いかりや長介さんの自伝。自分の祖父と同い年、亡くなった年も同じなので、親近感がある。ご本人の弁では「クレイジーキャッツみたいになろう」という思いからミュージシャンになり、その後はコメディアン、役者…と、ザ・ドリフターズの名前の如く流れるまま歩んだ人生で、全ては偶然、自分は四流のタレントにすぎないとのこと。謙虚で仲間思いで実直な人柄が素敵で、江戸っ子らしい心構えが実にカッコいい。番組やドリフのメンバー達の裏話も面白かった。私の中では「ドリフ大爆笑」が一番印象に残ってて、今観てもやっぱり面白くて好き。
2019/10/10
らったった
ドリフについて、まだまだ知らないことがたくさん載っていました(^^)4流のコメディアン、4流のミュージシャンと自分をかなり謙遜しています。とんでもない。子供の頃は僕はドリフ大爆笑でした。もしもシリーズが好きだったなぁ。それにしても毎週生放送のコント番組をしていて、視聴率50%を叩き出していたなんて、今じゃ考えられない。伝説ですね(*^^*)
2014/10/22
takaC
色々思い巡らしちょっと潤んだ。長さんの功績は偉大だよ。
2013/07/10
saga
【古書】長さんが亡くなって、志村けんがコロナで逝ってしまい、仲本工事が交通事故で亡くなった。そんな折、古書でしか手に入らなかったが、本書を読みたいと思った。子どもの頃に週刊誌で漫画を読んだ記憶が残っている。8時だョ!全員集合で不動のコメディアンへと駆け上っていく過程を知ることができた。俳優いかりや長介はあまり見なかったが、荒井注と志村が入れ替わったドリフだけを知る者としては、ほぼ不動のメンバーを見てきて、21世紀の今を見ていること幸いでもあり寂しくもあり。
2023/04/02
感想・レビューをもっと見る