KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

作家
山崎豊子
出版社
新潮社
発売日
2002-11-20
ISBN
9784101104331
amazonで購入する Kindle版を購入する

「白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)」の関連記事

岡田准一『白い巨塔』唐沢寿明版との“決定的な違い”に反響続出「印象が全く変わるね」

『白い巨塔』(山崎豊子/新潮社)

 テレビ朝日開局60周年ドラマ『白い巨塔』が5月22日(水)~26日(日)の5夜連続で放送された。同作は、これまで何度か映像化されている国民的大人気作。放送にあたって前作と様々な比較がなされたが、特に大きく異なったのは“財前と里見の友情の描かれ方”であろう。視聴者からも「財前と里見先生との友情がメインだったのかな」「財前教授が心を開いて甘えられるのは里見医師だったんだろうな」などと評する声があがっている。

 同ドラマは、作家・山崎豊子氏による大ベストセラー小説が原作。大阪の大学病院を舞台に、医療ドラマの枠を超えて人間の本性に迫った作品で、刊行から50年経った今なお多くの人々に愛され“不朽の名作”と名高い。これまでの映像化作品では主人公の財前五郎役を、1978年から79年にわたって田宮二郎さんが、2003年には唐沢寿明が演じており、今回は「V6」岡田准一が熱演。医師として財前とは“正反対”の考えを持つ同期の里見脩二役は、松山ケンイチが演じ、物語の設定は2019年に置きかえられ、現代の最新医療ならではの演出が追加された…

2019/5/30

全文を読む

岡田准一が財前五郎役に挑む!『白い巨塔』テレ朝でスペシャルドラマ化に期待の声

『白い巨塔』1巻(山崎豊子/新潮社)

 山崎豊子「白い巨塔」が、テレビ朝日の開局60周年を記念して2019年に再ドラマ化されることが決定。原作や前作のファンから「あの名作が帰ってくるとは… 必ず見なきゃ」「出演者が凄く気になる!」と期待の声が続出している。

 原作は昭和30年代を舞台とした長編医療小説。成り上がりを目指す外科医・財前五郎と患者を第一に考える内科医・里見脩二の対立を描き、「いつの時代にも読める名作!」と読者の心を掴み続けている。2003年にも時代背景を変更してドラマ化、大ヒットを記録した。

 今回の放送では時代背景を2019年に再設定。現代の最新医療を背景に、大学病院内での対立などを描いていく。

 気になる財前役には、V6の岡田准一を抜擢。出演にあたり岡田は、「『白い巨塔』という作品を制作することも、僕が財前五郎という人物を演じることも、“今やること”に何らかの意味や意義があると思います。それを探し、見つけながら、監督はじめ、みんなでエネルギーをぶつけて『白い巨塔』と戦っていますので、ぜひ出来上がりを期待してお待ち下さい!」とコメントした。

2018/11/12

全文を読む

関連記事をもっと見る

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェルナーの日記

概ね固有名詞に”先生”という呼称がつく職業は、自分が専門とする職の技術力だけでなく、人格的高尚さが要求される仕事といえる。本著『白い巨頭』とは別名”白亜の塔”や”象牙の塔”のことをいう。「俗世間を離れ、静かに芸術を楽しむ境地。また学者の実社会とは没交渉の現実離れした学究生活を指し。大概に大学の研究室のことを示す」本作では一流の専門分野の医師たちが日夜、自ら精進のために研究に没頭する場であるのだが、物語に登場する大方の権威ある医師たちは、権威と権力を得るため血眼になって奔走する醜い人間の欲望が渦巻いていた。

2016/07/14

テンちゃん

財前五郎( ̄へ ̄)国立大学医学部第一外科助教授!⇨マスコミd=(´▽`)=b脚光!⇨時期教授!?⇨財前ψ(`∇´)ψ傲慢!d(^o^)b後押し\(^ω^\)財力!OB会!⇨現教授の東ψ(`∇´)ψ画策!⇨教授選∑(◎◎ノ)ノ泥沼!⇨欲望!地位!名誉!⇨政治!金!(-_-メ)大学内の矛盾した人間関係!⇨医学会ψ(`∇´)ψ『白い巨塔!』傑作作品。☆∑(°口°๑)4.8

2016/01/09

抹茶モナカ

医者が煙草を吸いまくるのが変だと思っていたら、執筆当時は喫煙と肺癌の関係は曖昧だった様子。教授選挙の裏工作を描く大学病院の権力闘争の話。

2013/11/30

優希

面白かったです。欲望のために互いを利用し、利用される人間関係の怖さに鳥肌が立ちました。大学病院という場は、やはり自分の地位を守ることを優先にするところがあるのでしょうね。マスコミに注目され、時期教授の座を狙う財前と、受け入れまいとする現教授・東。周りも自分の立場を守るべく立ちまわる。これらのドロドロした雰囲気が欲望と打算という感じがしました。まだ1巻なので登場人物や舞台となる場についてが主になっているようです。2巻以降、どのようなドラマが展開されるのか、楽しみです。

2016/10/10

のっち♬

次期教授を狙う外科医財前は、他大学からの移入を画策する現教授を横目にあらゆる術策を駆使して教授選に挑む。更には第三派閥も出現し、序盤は地位と権力を求める彼らの手段を選ばない策略の応酬が話の求心力となる。医局内の様子や現場の流れなどは目を見張るほどの精密な書き込みがされており、専門外の読み手にも伝わるようしっかり配慮されている点は勉強熱心な著者ならでは。また、彼女にありがちな迂遠な導入がないのも本作のとっつきやすさに貢献している。「正しい診断より、教授の権力の方が強大だというのが、大学の医学部の現実だよ」

2018/09/28

感想・レビューをもっと見る