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不毛地帯(二) (新潮文庫)

不毛地帯(二) (新潮文庫)

不毛地帯(二) (新潮文庫)

作家
山崎豊子
出版社
新潮社
発売日
2009-03-17
ISBN
9784101104416
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ジャンル

不毛地帯(二) (新潮文庫) / 感想・レビュー

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koba

★★★★☆

2015/05/10

優希

商社色が強くなってきたように感じました。政界や防衛庁を巻き込み、苛烈な商戦が見られます。シベリアから帰還した壹岐の第二の人生は商社マンという道でした。商社マンとしての手腕は見事ながらも、その変貌と適応力が薄気味悪く感じます。元参謀で国防に強いことで巻き込まれる次期戦闘機選定。ドロドロした商戦が凄まじいです。陰謀が渦巻く世界に手に汗握りますね。

2016/02/11

reo

2017年4月7日アサド政権が民間人に化学兵器を使用したとして、4月12日トランプ政権はシリアにトマホーク59発を撃ち込んだ。シリア内戦だけでなく、いわゆるパレスチナ問題で中東は世界で最も不安定な地域です。その引き金になったのが第一次から第四次の中東戦争です。この本で主題となっている中東戦争は1967年の第三次中東戦争のことで、別名6日間戦争という。1973年10月に第四次中東戦争が勃発するが、このとき日本ではオイルショックといわれ、トイレットペーパーなどが市場から姿を消したのは有名な出来事でした。三巻へ

2017/04/29

TATA

次期戦闘機の契約は勝ち取ったものの、旧友を失い苦い勝利となる。そして舞台は中東戦争、スエズ運河封鎖にかかるタンカー確保の話に。昼夜を問わず働く商社マンの姿を読むと、城山さんの「官僚たちの夏」でも感じたけれど、国のことを考えるというモチベーションがモーレツに働くことを許容した時代だったのだと隔世の感。山崎さん、さすがに元新聞記者だけあって中東動静の記述は堂に入ったものですね。迫力満点です。

2020/08/24

HIRO1970

大学生の頃に読みました。

2005/01/01

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