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アラスカ物語 (新潮文庫)

アラスカ物語 (新潮文庫)

アラスカ物語 (新潮文庫)

作家
新田次郎
出版社
新潮社
発売日
1980-11-27
ISBN
9784101122212
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アラスカ物語 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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サンダーバード(読メ野鳥の会怪鳥)

先日写真家星野さんの遺稿集を読んでいたらその名が出てきたフランク安田。それをきっかけに久しぶりの再読となった。明治時代、単身アラスカに渡り、エスキモーと共に暮らし、彼等のリーダーとなったフランク安田こと安田恭輔の伝記的小説。疫病や飢餓により滅亡の危機に瀕したエスキモー達を率いて、ジャパニーズ・モーゼと呼ばれた人物。彼の波乱万丈の人生も感動したが、当時のアラスカの自然、エスキモー達の生活や風習も丁寧に描かれていて良かった。こんな日本人が実在したという事を改めて実感した。★★★★

2019/07/27

ちょろこ

極寒の地にて…の一冊。極寒の地、アラスカ。そこに生涯を捧げたフランク安田さんの物語。恥ずかしながらお名前さえ知らなかったフランク安田さん、まるでNHKのワイルドライフやドキュメンタリー番組を足して二で割ったような読みやすい物語のおかげで、隅から隅まで彼の生涯を知り尽くした感でいっぱいだ。日露戦争中にアラスカを相手に戦争をしていた…正にこの一言に尽きる。強靭な精神力、前しか向かない姿は自分の心の的に見事に命中した。またまた忘れられない一冊。

2018/02/05

mura_体調快復^^

1年中の太陽が約束されていないアラスカ、極寒の地。日本人、フランク安田。出身の石巻の出来事がアラスカの圧倒的な自然に飲み込まれる。アラスカで彼を支えたものは日本の武士道に通ずるところ。アラスカを様々な角度から描写。人に死を与えるほどの寒さ、エスキモー周辺、民族の問題、現代との生活習慣の違い、そして海賊による捕鯨やゴールドラッシュ。フランク安田が晩年、日本に何を想ったのだろう。郷愁、そして千代。生肉を食することは壊血病になりにくいのか。アラスカは一度訪れてオーロラを見たいけれど、本当に寒さに耐えられるのか。

2014/01/15

i-miya

2013.10.03(つづき)新田次郎著。 2013.10.03 5. 七月、ツンドラに小さな花が咲いた。 ブルックス山脈にカリブー(アメリカ馴鹿)の猟に出る。 一通り身につけたいフランク。アザラシの行動。 10月、夜長く、冬になる。 異臭に慣れることはできない。 もう少しいたい、ネビロも・・・。 白人と同等の立場で話がしたい、話ができるエスキモーになりたい。 教会で行われる英語の勉強会、毎週かならず出席するネビロ。 カビック親方のカレギで不幸相次ぐ、組頭の銛手がアザラシの呼吸穴に落ちて死んだ(2月)、

2013/10/03

もじお

素晴らしかった!宮城県石巻に生まれた少年がアラスカに渡り、エスキモーと共に暮らし、やがてアラスカのモーゼとまで言われたフランク安田の生涯。彼の精神力、行動力、知恵に驚きました。極寒の地でエスキモーたちが生き抜くための場を作り、生涯をかけて村人に尽くした姿はなかなか真似できるものではありません。壮大な物語だけでなく、エスキモーの独特の文化や習わしも大変興味深く読むことができました。

2015/09/23

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