KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

新田義貞 下 (新潮文庫 に 2-23)

新田義貞 下 (新潮文庫 に 2-23)

新田義貞 下 (新潮文庫 に 2-23)

作家
新田次郎
出版社
新潮社
発売日
1981-11-01
ISBN
9784101122236
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

新田義貞 下 (新潮文庫 に 2-23) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

金吾

新田義貞の一番のミスは責任感も責任能力もない天皇及びその周りの寄生虫のような公卿の側にたったことではないかなと思いました。当時の価値観では正しいと思われるので、巷に拡がっている価値観が時代に合わないことを見極めることは難しいですが、誤ると身を滅ぼす一例のように感じました。

2021/12/29

shiggy

結構長く感じた。新田義貞のキャラクターが最後までいまいちわからなかったけど、非常に惜しい人物だったのだとわかった。楠木正成の方が有名な気がするが、官軍の中心は新田義貞の方だったんだな。新田次郎と関係があるのかと思ったけど、全く関係ないんかと逆に驚いた。

2020/11/29

まさげ

新田義貞も足利尊氏も善人で時代に翻弄されたという感じです。無位無官の地方武士の悲哀がうまく描かれていました。

2017/11/29

フーミン

後醍醐天皇が公卿に翻弄された結果、楠正成や新田義貞が苦境に陥っていったという小説でした。「武士は天皇を庇護する存在」と教え込まれ、鎌倉幕府を倒し、幕府に抑え込まれていた天皇を救い出すことに成功したものの、その天皇(というか公卿)にいいように使われて命を落としていく武士の姿は、悲哀というより虚しさを感じました。ともかく、新田義貞という人物を知ることができてよかったです。また、章末に作者のコメントが載せられていて、作者の取材した内容や各章の出典、「太平記」「梅松論」の信憑性などが語られていて楽しめました。

2011/10/21

kimoiue

公卿ども本当に厄介。なんのために戦ってなんのために死ぬのか。富も名声もいらないから自分の為に生きて死にたい。

2023/06/27

感想・レビューをもっと見る