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大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫)

大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫)

大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫)

作家
大江健三郎
出版社
新潮社
発売日
2013-11-28
ISBN
9784101126234
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大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫) / 感想・レビュー

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奥澤啓

本とは無関係の事を書きたい。つぶやきは消えてしまうので。憲法記念日に横浜で行われた護憲集会で、大江健三郎が総理大臣を「安倍」と呼びつけにしたことを産経ニュース(5月8日)で編集長の乾正人が非難している。一国の総理大臣を呼びつけにするとはけしからん。それは大江の嫌いなヘイトスピーチであると。「大江の新作は・・・」と言う時と同じように、総理を呼びつけにするのは何の問題もない。またヘイトスピーチとは特定の国や人種、民族等変更不可能な属性への差別的、侮蔑的言動をいう。大江の発言はそうではない。産経の見識を疑う。

2015/05/13

奥澤啓

私は大江健三郎の良い読者ではない。「死者の奢り」、「飼育」等初期の短篇は熱心に読んだ。大江語といっていいような、独特の語彙や文体の評論にはなじめなかった。『同時代ゲーム』は数ページで放棄した。しかし『新しい人よ眼ざめよ』や『懐かしい年への手紙』以降はできるだけ読むようにしている。本書はインタビュー形式で大江の生立ちから東大仏文での恩師渡辺一夫との出会い、読書と執筆が中心の生活、言葉との格闘、障害を持つ息子との生活、作品の制作過程等、大江文学を理解するヒントが随所にある。書庫の20分の1は辞書であるという。

2014/12/30

naoudo

純文学を作り、純文学を読もうとする人間だけが、本当の文学を読む力を身につける。知的な創造への力を得られる。あらゆる芸術の根幹にあるのは言葉。そしてその言葉を究極までみがいていけば到達点は詩の言葉で、限りなく散文に近づいたエッセンスのようなものが、文学の言葉の最後のものとして再興するだろう。何年も何年も、自分の人生の仕事、人生の習慣として小説を書いて行くことで本当の作家になる。どのようにいきるか、どのような人間かを表明する時のために自分自身を作りあげてゆく、鍛えてゆくということを最初から考えていた方がいい。

2019/03/15

魚京童!

さっぱりわからん。

2014/04/21

風に吹かれて

昨年1月から小説・講演集・エッセイ集を60冊ほど再読してきました。ある時期から発刊の都度読んできたのですが、こうして連続的に再読すると、エッセイも含めて個々の作品は「大江健三郎」という構造的なひとつの作品であることが分かります。この『作家自身を語る』は、聴き手・構成の尾崎真理子さんの労作であると思います。大江作品を読み込み、社会的な出来事なども踏まえ、時には大局から、時には細部に関わって、インタヴューを行っています。巧みな質問に導かれて大江氏は大いに語ることができたのだと思います。

2015/06/20

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