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町奉行日記 (新潮文庫)

町奉行日記 (新潮文庫)

町奉行日記 (新潮文庫)

作家
山本周五郎
出版社
新潮社
発売日
1979-03-26
ISBN
9784101134307
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町奉行日記 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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nakanaka

10編から成る短編集。コメディ色の強い作品からシリアスな人情ものまで幅広い内容でしたがいずれも名作揃いでした。他人の罪を何でもかんでも自分のせいだと言う主人公を描いた「わたくしです物語」はまるでコメディドラマを観ているような感覚になり笑えました。また破天荒な町奉行の活躍を描いた「町奉行日記」はただの勧善懲悪ではないからこそ痛快で面白かったです。短いながらもある親子について描いた「霜柱」は子育てについて考えさせられ涙を誘います。凄い作家だとまたまた実感。やっぱり山本周五郎は良いなぁ。

2018/06/20

優希

20年間に渡って書かれた短編10編が収録されています。短い中にも信念みたいなものを感じずにはいられません。心があたたかく、前向きになれそうなのに、しんみりとした読後感を抱きました。厳しくも美しい物語だからこそでしょうね。色々な武士の声を聞いたような感覚になりました。

2015/01/11

TATA

母親文庫から。実は山本周五郎さんは初読み。そういえば祖父も山本周五郎が好きだったと思い出す。そうであれば当然自分も好きだろうと、実際に楽しんで読めた。昭和15~35年に書かれた時代物。バラエティー豊かな短編集ですが、筋の通った話が多く、熱いものが込み上げてきます。読書中、ずっと亡くなった祖父を思い出してた。なので、また山本周五郎読んでみることにする。たまにはこんな読書もいいよね。

2018/10/26

抹茶モナカ

短編集。10作収録。『実は』というオチのある話が主で、読んでいて心地良い。人情ものは、若い頃より、中年になってからの方が心に響くかも。滑稽噺の『わたくしです物語』が、個人的に好き。

2015/01/21

シュラフ

「そうかも知れません、でも一つだけすなおに聞いて置いてくださいな、お天気だって晴れているときばかりはない、十日も二十日も降ったり、暴風雨や洪水になることもあるんですよ」・・・なにげない女のひと言に目頭が熱くなる。こんな素敵な言葉が書ける山本周五郎というのは、余程の苦労人で人情の機微というものをよく分かっている作家だ。若きビジネスマンは山本周五郎を読め。人を騙したり、出し抜いたりなど絶対にするな。勝ち組だの、負け組だの、つまらん価値観に惑わされるな。時にはつらいこともあるだろうが、くさらずに頑張れよ。

2017/10/09

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