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泣き言はいわない (新潮文庫)

泣き言はいわない (新潮文庫)

泣き言はいわない (新潮文庫)

作家
山本周五郎
出版社
新潮社
発売日
1994-10-28
ISBN
9784101134598
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泣き言はいわない (新潮文庫) / 感想・レビュー

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Shoji

山本周五郎さんが残した心に響く名言を集めた一冊。 言葉に押し付けがましさはなく距離感がちょうどいい。 ちょっと疲れた時に何らかヒントになりそうな本。 読み終えると五枚の付箋紙が貼付されていた。 これって、多いのか少ないのかどちらなんだろうな。 どちらでもいい。働く場所があって帰る家がある。幸せだ。

2017/02/02

Yamazon2030

2017(60) 山本周五郎の名言集。 文豪の言葉が胸に刺さり、温かな気持ちになる! 真摯に生きることの素晴らしさに溢れた一書。 来年もこれらの言葉を胸に、私らしく前進しようと決意できた! 今年も60冊読了!感無量! 来年も読書を通じて心と筆力を鍛えて、いつか人の心に響く物語を綴っていきたい!!!

2017/12/30

shizuka

辛いことや苦しいことがあるとこの本を手に取る。必要な箇所を必要なだけ読む。開いたページに載っている言葉に目が覚めることもあれば、分からず答えにたどりつかず、ずっとページを繰ることもある。それでも、いくつかの言葉を読んでいると自然と落ち着いて来る。一過性のものであっても、その時をやり過ごせれば、次に繋げられる。答えを出し、そこから歩き始めるのは自分だ。自ら決心し覚悟をしなければいけないことは分かっている。けれど助けや救いになる本が一冊あるのとないのとでは全然違う。わたしはこの本に助けられている。救いの一冊。

2016/01/12

団塊シニア

さすが人生派作家の言葉は人間心理を描いておりなにものにもまさる重みがある。

2015/03/01

aika

最初の章を読み始めた時から、格言集が不得意なことを忘れる位、一言一言を呑み込むようにして噛み締めました。「-現在ある状態のなかで、自分の望ましい生きかたをし、そのなかに意義をみいだしてゆく、というほかに生きかたはない」。物語から切り離して箴言だけを浮かび上がらせることで、読み手を強く揺さぶる言葉のもつ真の力。いったいどれだけの苦闘を経たら、こうした境地に至るのだろうと、周五郎その人の来し方に思いを巡らせずにはいられません。周五郎作品は数冊のみ読了なので、これからじっくりと読み深めていきたいと思いました。

2022/03/24

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