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季節のない街 (新潮文庫)

季節のない街 (新潮文庫)

季節のない街 (新潮文庫)

作家
山本周五郎
出版社
新潮社
発売日
2019-06-26
ISBN
9784101134901
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季節のない街 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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シナモン

図書館本。読み始めてこれは一体いつの時代の物語なのだろうとその世界観に入り込むのに時間がかかりました。どれもその日をやり過ごすのが精一杯の貧しい暮らし、最後まで救われることもなく淡々と続く短編集。中でも、幼い男の子が食中毒であっけなく亡くなってしまう話はもうなんといって良いのやら。そんな街に住む人たちが個性豊かに生き生きと描かれている。現代にも通じる所もあったりして。今も昔もいろんな人生があり、いろんな人がいる。そして懸命に人生を頑張っている。人間臭さたっぷりの一冊でした。

2019/09/14

fseigojp

高校の時から、嘘話ばかりを話す自称箱入り娘の話は、まだ意味がわからん もう還暦超えている、死ぬまでにわかるのかなあ

2021/03/04

まひはる

この街の住人たちには、自分を偽る暇も金もない。他人には見えない電車を毎日運行する六ちゃん。夫を交換し合って暮らす勝子と良江。血の繋がらない子供を五人も養う沢上良太郎に、自宅に忍び込んだ泥棒をかばうたんば老人──。誰もがその日の暮らしに追われる貧しい街で、弱さや狡さを隠せずに生きる個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ「人生派・山本周五郎」の不朽の名作。

2020/03/29

コジターレ

こんな「街」で生活したことはないけれど、「人間ってこんなものだ」と思えるから不思議だ。しかし、そう思えても、それは肌感覚ではない。人間のどうしようもない醜さ、救いようのなさ、面倒臭さ、そして愛おしさ、そういったものを肌で感じにくくなった時代、僕たちは大切なものを失ってしまったような気がしてならない。人間関係の中で清濁にまみれて、ぐちゃぐちゃに揉まれてこそ、人間なのではないかと思った。

2020/03/22

oanchan

若い時に読んで再読。若い時は、不器用にしか生きられない人に同情する自分がいたが、著者は愛情を感じている。「季節のない街」か~、タイトルが素晴らしい。

2019/08/31

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