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江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

作家
江戸川乱歩
出版社
新潮社
発売日
1960-12-27
ISBN
9784101149011
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江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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れみ

本好きだけど読んだことのなかった乱歩作品に挑戦。作品名だけは知ってた「D坂の殺人事件」や「屋根裏の散歩者」が読めて良かった。個人的に面白いと思ったのは「心理試験」と「人間椅子」かな。最後の「芋虫」は…惹きつけられるものはあったけどグロすぎた。けどどこかで知ってる話だなと思ったら寺島しのぶさん主演の映画「キャタピラー」のモチーフになってたのね。

2013/04/29

zero1

今読んでも斬新!九つの短編を収録。デビュー作とは思えない高品質「二銭銅貨」は暗号合戦と結末の意外さ。「D坂の殺人事件」では若き日の明智小五郎が登場!「心理試験」と「屋根裏の散歩者」にも出てくる。心理的に犯人を追いつめる手法が明智らしさ。「赤い部屋」は完全犯罪の話。推理とともに「鏡地獄」の狂気と「人間椅子」の気持ち悪さも乱歩の特徴。「芋虫」は戦時中、発禁となった作品。反戦の意図はないと乱歩は述べていたが、読めば兵士の士気も下がる。世に傑作と呼ばれる本は多いが、本書はまさに傑作。読む価値あり!

2018/12/21

nobby

ビブリア4巻読んで、これは読んどかないと(笑)小学校高学年でルパンシリーズと一緒に長編はたくさん読んだ記憶が。短編はほとんど初読みだけど、その発想たるや恐ろしい!『人間椅子』は思ったよりあっさりで、『鏡地獄』が恐い。そして『芋虫』の存在感たるや…こうなると、怪人二十面相シリーズとかの長編と読みたい。図書館の子供コーナー行ってみるか(笑)

2013/04/03

康功

簡潔な情景描写に、どんどん引き込まれていきます。探偵事務所に勤めていたのも頷けるストーリー展開に、読書を止めることがなかなかできない読者も多いはず。短編集で良かったぁ、、、しかし、しかし、最後の芋虫は、怖かったです。 余韻の残る読後感は、やはり エドガー・アラン・ポーと 同じですね。

2016/07/08

Yoko Omoto

各編とも何度目かの再読。初期傑作選の名に偽りなしの逸品揃い。自分のミステリ歴の原点は間違いなく乱歩だと、再認識しながら楽しんだ。犯罪小説や怪奇小説でありながら、陰惨や陰湿といった不快な趣とは異なり、その語り口も手伝ってかどこか滑稽であり、そして耽美的だ。倒錯した好奇心という、ゾクゾクするような犯罪の可能性が見せる乱歩独特の世界観は、やはり唯一無二。「心理試験」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」は変わらぬマイベストだが、今回の再読で改めて心惹かれたのは、語られぬ中尉の心中に、人間の尊厳を考えさせられた「芋虫」。

2016/12/20

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