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ソバ屋で憩う―悦楽の名店ガイド101 (新潮文庫 す 9-4)

ソバ屋で憩う―悦楽の名店ガイド101 (新潮文庫 す 9-4)

ソバ屋で憩う―悦楽の名店ガイド101 (新潮文庫 す 9-4)

作家
杉浦日向子
ソ連
出版社
新潮社
発売日
1999-10-01
ISBN
9784101149141
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ソバ屋で憩う―悦楽の名店ガイド101 (新潮文庫 す 9-4) / 感想・レビュー

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えみ

ソ連のテロにやられた!もうソ連に降伏するしかない!白旗降って降参を叫ぶ!ソバが大好きな同好の士の集まり「ソ連」。杉浦日向子さんを筆頭にソバ好きメンバーが惜しげもなくソバ屋の情報を提示してくれる食欲刺激の危険な書を投下された。語彙力がありすぎて飯テロ…蕎麦テロ、もうこんな名店ガイド読んでしまったら昼夜問わず食事にソバ以外の選択なんてありえない。もう食べるしかない。こんな時期だから出掛けていけないのが悲しいけれど、家の中で気兼ねなく作中紹介あった美酒と合わせながら幸福な時間を過ごす。蕎麦好きならお薦めの一冊。

2021/05/06

shizuka

故・杉浦日向子さんが紹介するいい蕎麦屋、渋い蕎麦屋、うまい蕎麦屋いろいろ。最近はご無沙汰だけれど、読んだ当初はこの本片手に蕎麦屋巡りをした。本気で。杉浦さんお気に入りの渋谷道元坂の『福田屋』。喧噪の中でほっとひと息つける良質の蕎麦屋と紹介されているが、まさに。あんなごみごみした場所で、落ち着けるのは貴重。難点は閉店時間が早いこと。だからお昼蕎麦、チャンスあれば行っていた。真冬のけんちんそばが美味しかった。また食べたい。ソ連(ソバ好き連)に入りたくてたまらなかったけど、杉浦さんはもう江戸へ帰られてしまった。

2016/03/30

佐々陽太朗(K.Tsubota)

「ソバ屋で憩う」なんと魅力的なタイトルではないか。蕎麦屋は街中のオアシスなのです。昼日中、仕事に忙しい人でごった返す時間帯を避けてのれんをくぐり、「お酒、冷やで一本ね」と声をかけて席につく。蕎麦屋では昼酒をいただいても眉をひそめる店員はいません。酒のアテは、そばがき、板わさ、味噌焼き、だし巻き卵……、通を気どって天ぬきや鴨ぬきを頼むのもよい。酒も贅沢は言わないが地酒の二、三種類もあれば申し分ない。そんなおとなの気持ちをくすぐる名店蕎麦屋を紹介し蕎麦屋でのくつろぎ方を教えてくれる本です。

2012/01/30

めしいらず

粋な大人の憩いの場、「そば屋」のたしなみ。美味しいだけじゃ無粋。そば味噌なんかつつきつつ、日本酒一献傾けて、どんだけ優雅な時を過ごせたか。店ン中のしつらえや、凛とした空気も味のうち。腹一杯までそばを喰らう、アッシなんかは下衆の極み。大人への道、長く、険しい。。

2014/07/01

林 一歩

一人でソバ屋を満喫出来るオトナに早くなれたら良いな。

2013/02/10

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