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そして粛清の扉を (新潮文庫)

そして粛清の扉を (新潮文庫)

そして粛清の扉を (新潮文庫)

作家
黒武洋
出版社
新潮社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784101165615
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そして粛清の扉を (新潮文庫) / 感想・レビュー

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Yoko Omoto

第一回ホラーサスペンス大賞受賞作。めちゃくちゃ面白くて一気読み。「復讐」という名のもとに、自分が担任として受け持つクラスをジャックした女性教師。一貫した主義主張、機知に富んだ判断力と行動力に為す術を見出だせない警察との24時間の攻防戦が繰り広げられる。道徳的に考えて彼女の行いは許されることではないのだが、そこはエンタメ作品として読むべきだ。それよりもこの世の中、如何に傲慢で身勝手で自分で自分の行動に責任を持てない無軌道な若者が蔓延っているのかという怒りの代弁者に心から賛同し納得させられる凄さがあった。

2014/10/06

おかむー

『告白』と『悪の教典』を足して二で割ったような作品と表現するのがわかりやすいけれど、こっちが先なので念のため。『よくできました』。荒廃した高校の卒業式前日、目立たなかった中年女教師・亜矢子がどういった手段か扱いに習熟した武器を手に生徒を人質に教室に立て篭り、生徒の犯した罪を暴き次々と処刑してゆく。警察の特殊班をも翻弄する亜矢子の計画と、救いようのない罪を犯してきた生徒を容赦なく裁く展開にページが止まらなくなるのは、法を踏み越えた“必殺仕事人”的カタルシスゆえか。モラル的に善し悪しはともかく印象に残る作品。

2015/05/26

hit4papa

極悪不良高校生1クラスを校内に人質にとった中年女性教師。要求は一人につき2千万の身代金。教師は、それぞれの罪悪を暴きながら、拳銃とナイフでまさに粛清をおこなっていきます。なんの躊躇いもなく、淡々と生徒たちを殺戮していく主人公。彼女を阻止せんとするものの、手玉にとられる警察特殊部隊。高校生のあまりの極悪ぶりといい、現実感が甚だ乏しいのですが、この手のものはこれくらいがちょうど良いのかも。淡々さに飽きがきたところで、おっ!となり、おおっ!となり、おおおっ!となります。この驚きがなければ、ただの残酷物語ですね。

2018/09/07

えりこんぐ🐤

女性担任教師がクラス全員を人質に立てこもる! バタバタと生徒が殺されていくのに、この高校生たちがクズすぎて同情できない。普段は目立たない中年女性がハリウッド女優の様に変貌。取り囲む警官隊相手の攻防戦はスピーディーで一気読み、終盤に意外な真実あり。現実味はともかく、エンタメ作品として楽しめた。

2017/10/09

じゅんぢ

登場人物が多すぎる。せめて、登場人物表がほしかった。同じ先生物でも、「悪の教典」では先生に嫌悪感しか抱かなかったけど、この作品では先生を応援してた。この違いってなんなんだろう?

2019/01/09

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