KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

パンドラの火花 (新潮文庫)

パンドラの火花 (新潮文庫)

パンドラの火花 (新潮文庫)

作家
黒武洋
出版社
新潮社
発売日
2008-01-29
ISBN
9784101165622
amazonで購入する

ジャンル

パンドラの火花 (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

MarsAttacks!

死刑囚が自分のおかした犯罪を、過去に戻り自分を説得して犯罪を思い止ませる!これは僕の大好きなタイムトラベル物、それにこの発想が面白いと思いました。死刑囚達が過去の自分に立会い、後悔と苦悩が良く伝わってき、彼らの行動に引き込まれ夢中に読んでしまいました。ただこの作者特有なのか、今までの作品同様な、投げっぱなしみたいな終わり方がちょっと好きじゃないかも。

2010/09/24

coco夏ko10角

「あなたは過去の《自分》を説得できますか?」というこちらの本。これ説得して戻ってきて居場所があっても、自分は自分のままなんだよなぁ……。なんかあまり期待せず読み始めたのもあって、思ってたより面白かった。十七番さんが好きだな。これを漫画化ってすごいな~。。。

2013/06/11

魔魔男爵

死刑囚が自分の犯行を防ぐ為にタイムトラベルする傑作。人殺しをする自分を幼いと認識する老人視点が素晴しい!

2009/05/20

mayunit

死刑制度がなくなり、廃止前に死刑判決が下っていた囚人の処分が宙に浮いてしまった。そこで政府は、死刑囚自身に自分の犯した犯罪を未然に防ぐよう、タイムトラベルを言い渡す。死刑囚、過去の死刑囚自身、死刑囚のタイムトラベルを見届ける監視官が3つの話の主人公になって、それぞれの立場の心情にふれていく。ラストは3つの話がひとつにまとまり、新たな問題を迎えてしまう。タイムパラドックスが生むメリットとデメリット。考えてみれば当たり前な展開。もやもやが残るけど、藤子不二雄A的な後味の悪さがむしろ面白かった。

2009/07/09

あゆきょん

犯罪を犯す前の過去の自分に会って、犯罪を犯さないよう説得するというSFっぽい話し。3人の犯罪者が挑戦するけど、それぞれに違った結末が。ハッピーエンドだけじゃない、現実味のある感じが読み応えある。でも未来の話って難しい!

2018/01/12

感想・レビューをもっと見る