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卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― (新潮文庫)

卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― (新潮文庫)

卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― (新潮文庫)

作家
高田崇史
出版社
新潮社
発売日
2019-06-26
ISBN
9784101200736
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ジャンル

卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― (新潮文庫) / 感想・レビュー

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るぴん

単発ものだけど、最初から「毒草師」のキャラが登場するし、謎解き担当はがっつりタタルさん!ほとんどQEDのスピンオフ的な作品。『伊勢の曙光』『月夜見』で追ってきた天照大神の謎に、さらに卑弥呼の謎がプラスされた感じ。相変わらず全ての謎が収束し、綺麗に帰結するのは面白い。奈々ちゃんも登場してほしかったな。昭和39年生まれの人が37才、という記述には驚いた。今現在の感覚で読んでいたけれど、舞台は20年ほど前だったのね。

2019/07/24

hnzwd

QEDスピンオフ??今作は卑弥呼と邪馬台国。魏志倭人伝にしか記録が残らない卑弥呼の謎。新潮文庫の方では神話と皇族を中心に描くって事なのかなー。桑原崇も出てきちゃうし、もう本編でもいいのかも。

2020/07/12

らび

卑弥呼・邪馬台国。天照大神・天岩戸。それぞれに諸説ある中、中々面白く、説得力もありそして凄くよく調べこんでいて、もっと知識が備わっていたらもっと楽しく読めただろうに(あまり理解できなかった・・)よく知られている天岩戸のシーンが実は・・?そして天照と天照大神とは・・歴史とか神話の世界がより身近に感じられる作品でした。数件の殺人事件はストーリーの導入に用いられているだけで無くても良かった、無いほうがよかったのかな?ずーっと放置みたいだし。

2019/10/13

TAMA

2019年41冊目。ノンシリーズかと思いきや結局はタタルさんが閉めるのですね。タイトルからして、天照暗殺と言う不穏な物だけど、内容も過去同様に歴史が勝者によって作られたものであることを再確認。ただ、色んな部分で初見なことがあり、考えさせられました。天皇家の存在意義に関するタタルさんの言葉が印象的でした。

2019/08/06

誰かのプリン

天岩戸の前で女神が踊るのは、天照(男)の気を引くためではなく、既に死んでいる天照の葬祭だった。 なかなか面白い説だし読んでいくうちに成る程と思う処があった。 本書も蘊蓄が沢山あり楽しく読了しました。

2019/10/10

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