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信長嫌い (新潮文庫)

信長嫌い (新潮文庫)

信長嫌い (新潮文庫)

作家
天野純希
出版社
新潮社
発売日
2019-09-28
ISBN
9784101203324
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信長嫌い (新潮文庫) / 感想・レビュー

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けやき

織田信長に翻弄された人々の短編集。今川義元、真柄直隆、六角承禎、三好義継、佐久間信栄、百地丹波、織田秀信の7人。佐久間信栄の話を1番興味深く読んだ。

2020/05/24

如水

戦国時代の革命児で有り、権力者となった織田信長に貶められた武将6人と最終話は嫡孫の話の短篇7集。この本の特徴は信長主観で描かれて無い所。知恵比べで負けた、旧体質に依存した、信長の性質を見抜けなかった等、信長に翻弄された人達側にスポットを当て、『信長とは如何なる脅威だったのか?』が良く描かれてる所がスゴイ。同時にヒタヒタと迫り来る信長の影…を楽しめる演出👍こんな切り口の歴史小説もアリですね。最後の秀信(三法師)の話は、織田家の栄光をもう一度…と考えてしまう所に哀愁を感じます😢あれだけ強大だったのにねぇ…

2019/11/14

イトノコ

今川義元、真柄直隆、六角承禎、三好義継、佐久間信栄、百地丹波、織田信秀…偉大すぎる信長に人生を狂わされた男達の物語。/コンセプト的には同じ天野さんの「雲雀の夢」に近く、英傑を前にした凡人達のドラマ。そりゃ誰もが知る英傑はすごいさ、でも脇役には脇役なりの夢や意地があるんだヨォ…と言ったところ。どの話もまず人選が渋好みにたまらないが、特に良かったのは三好義継。松永久秀主人公の話でもほぼ空気の義継、滅びの美学に憧れ続けた彼が最後に見出したものとは?妻の寧子との関係がいい感じ。次点で百地丹波。お梅がいい味。

2020/06/14

Moeko Matsuda

ある意味「信長被害者の会」…解説でそう述べられているが、言い得て妙というやつだ。日本史上他に類を見ない大風雲児織田信長。彼が苛烈を極めた歴史上の光であれば、当然それだけ深く暗い闇が存在する。ここに納められた七つのエピソードに登場するのは、まさに信長という強烈な「太陽」のせいで生まれた日陰に追いやられた人々だ。天野純希はこういう有名でない人達の、懸命に生きた唯一無二の人生を描き出すのが天才的に上手い。彼が描かなければ知られることのなかったかもしれない人物たち…歴史の中には、そんな人間が無数にいるに違いない。

2020/06/07

garakuta@血液検査で、貧血が引っ掛かりましたよ

反信長の勢力の短編集。朝倉氏や六角氏の挿話が、時代の潮流に呑み込まれたとは言え。時代を駆け抜けていく様を思うと。なんだか感慨深い気持ちになります。

2019/09/30

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