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つながる: セックスが愛に変わるために (新潮文庫)

つながる: セックスが愛に変わるために (新潮文庫)

つながる: セックスが愛に変わるために (新潮文庫)

作家
代々木忠
出版社
新潮社
発売日
2016-01-28
ISBN
9784101204161
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「つながる: セックスが愛に変わるために (新潮文庫)」の関連記事

愛やセックスがよくわからない。寄る辺なき私が「つながり」を求めて読んだ1冊の光【読書日記17冊目】

2020年2月某日

 愛のことが何もわからない。

 文筆家として活動するテーマに「家族と性愛」なんて看板まで掲げちゃって、コンプレックスを前面に打ち出して恥ずかしいなと気づいたのは実はすごく最近のことだ。それまでは他人からどう見られているかなんて、気にしているようで全く気に留めていなかった。そんな余裕などないほどに、家族と愛を渇望していた。探せば、努力すれば、手に入るものと思っていた。

 ついでにいうと、セックスのこともよくわからない。

 セックスが愛と結びつられて語られることも、私は全くわからない。愛が暴力だというならばわかるけれど、みんなの語る愛はもっとふわふわとしてやさしいもののような感じがする。あの非日常で暴力的な行為のどこがどうして愛なのだろう。暴力が悪いと言っているわけではなくて、みんなの“愛”と“セックス”が私の思っているそれとは違う気がするという話だ。

 みんなが〔ふわふわした愛〕や〔つながれるセックス〕について語るとき、私はいつも仲間外れにされているような気持ちになる。心が荒む夜は、みんな何となくわかっているふりをしてそれっぽく語ってい…

2020/2/25

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つながる: セックスが愛に変わるために (新潮文庫) / 感想・レビュー

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たまきら

戦中生まれ、まだAVが「ピンク映画」なんて呼ばれていた黎明期からずっとその世界に身を置いている映像作家によるエッセイです。非常に多くの例を検証しつつ、男女の快感は技巧ではない、と言い続けている本と感じました。現在の性のカタチに驚きつつも批判めいた部分がなく、愛があって好感が持てる文章です。そう、愛する人が夫で自分は本当に幸せなんだなあ…と。登場する寂しそうな男女たちに幸せになってほしい。

2017/11/14

ヨクト

アダルト産業の発展、インターネットで開かれたセックス。それがもたらすものとは、相手の気持ちを考えずテクニックにとらわれる男性、ただイクことを欲する女性だった。結果的に上辺だけの快楽やセックスパートナーを得るだけなのに。本書はそこに警鐘を鳴らし、心繋がるセックス、精神的な快楽ひいては本当の快楽について言及する。非常に興味深い内容だった。エッチな本というのではなく、愛について真剣に考えるノンフィクションとして読んでいただきたい。

2016/01/30

Shoji

中途半端。面白くない。 恋愛に対して心が少々疲れた女性が性を通して気付きを得る、そんな内容。 どっぷり官能でもなければ、メンタル啓発本でもない、セラピーを与える内容でもない。 ましてノンフィクションでもなかろう。 カメラや照明の前で裸になる度胸があるなら、もう少し違った形もあろうものを、、、、と考える嫌な俺。

2016/02/04

よつ葉

感情は強いエネルギーを持っている。その強すぎるエネルギーは時として体も壊すし心も壊す。自分の中で抜けきれず毒になってしまったエネルギー。エゴ、思い込み、自作のキャラ、多重人格。分厚い自分の殻。。それらを心で溶かした著者のエピソード。題名から躊躇されがちな本だけどあえて登録。誰にも言えず、性の部分で悩んでいる人たちの方向性を教えてくれる本。

2016/11/21

のぶのぶ

人間の素の部分であるセックスを長年、撮り続けたことで女性の変化がよく分かるのだろう。いやらしさというより、人との関わりに課題がある女性をどうにかしてあげたい気持ちが強い。多重人格の方を親身に思い、自らが鬱になったり、著者の生い立ちを考えたり、素の部分だからこそ余計に見えてくるのだろう。「心を開き目合い(まぐあい)溶け合う。」知識だけで頭でっかちでなく、感情や本能に明け渡し、相手とつながることも必要であると思った。「否定でなく受け入れることで変わる。」とても考えさせられた本。さけずにいかが?

2016/03/02

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