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噂 (新潮文庫)

噂 (新潮文庫)

噂 (新潮文庫)

作家
荻原浩
出版社
新潮社
発売日
2006-02-28
ISBN
9784101230320
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噂 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ドラマ化したら面白いだろうなと思います。香水の『ミリエル』を流行らすために殺人鬼レインマンの噂を流したら本当にレインマンが現れた話。最後のどんでん返しは、私的にはちょっとそうなんじゃないかと思った節もありましたがもう少しどんでん返しを掘り下げて終わってほしかった気もします。荻原作品はジャンルを問わず読みやすくて先が気になりサクサク読めます。

2017/06/15

zero1

題名どおり噂が猟奇的な事件に絡むミステリー。レインマンが女性を狙い足首を切るが、ある香水をつけていれば狙われない。実はこの噂、香水を売らんがために作られていた。その噂通り足首を切られた事件が起き、中年の小暮刑事は年下の女性警部補、名島と組む。さらに第二の事件が。読み終われば伏線だったと気が付く地雷多数。テーマはいいが、ミステリーとしては物足りなさを感じた。たとえば、額の文字について捜査本部では何故かスルーされている。ネタバレになるので詳しくは書かないが、「最後の一行」は読書メーターでは支持が多いようだ。

2018/12/25

ehirano1

最後の一行で、まさか・・・?!となりました。いくつかのシーンが猛烈な勢いでフラッシュバックして出たのは、「あり得る」でした。なんということでしょうか!

2021/08/17

ひでちん

【衝撃のラスト一行に瞠目!】という本の帯が必要か否か‥‥‥という賛否もあるみたいですが、あの惹句(じゃっく)を事前に散々頭に入れて構えていた上でも、最後の一行には『えっ!!!!!!!!』と自然に声が出た自分が居たので(苦笑)、やはり荻原先生の(今作品の)伏線の張り方と筆力には脱帽してしまいます‥‥‥

2021/03/26

nobby

読み友さんから未読を驚かれたので読んでみた(笑)「若い女の子の足首を切っちゃう殺人魔レインマン、香水ミリエルつけてると助かる」そんな噂を見立てた殺人が続くという展開はお好み♪それほど遠くない視点が描かれながら、徐々に合わさっていくのが心地よい。当て外れな捜査の様子も分かりやすく真相にも違和感なし。噂の最後の一行、最終章で「来た来た」となりながら、確かに究極な後味の悪さ…それでも展開を左右する仕掛けではないので、あまり気にせず読んだ方がストーリーは楽しめるのでは!

2016/09/22

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