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深夜特急5-トルコ・ギリシャ・地中海- (新潮文庫)

深夜特急5-トルコ・ギリシャ・地中海- (新潮文庫)

深夜特急5-トルコ・ギリシャ・地中海- (新潮文庫)

作家
沢木耕太郎
出版社
新潮社
発売日
1994-05-30
ISBN
9784101235097
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あらすじ

アンカラで〈私〉は一人のトルコ人女性を訪ね、東京から預かってきたものを渡すことができた。イスタンブールの街角では熊をけしかけられ、ギリシャの田舎町では路上ですれ違った男にパーティーに誘われて――。ふと気がつくと、あまたの出会いと別れを繰り返した旅もいつのまにか〔壮年期〕にさしかかり、〈私〉は、旅をいつ、どのように終えればよいのか、考えるようになっていた――。

深夜特急5-トルコ・ギリシャ・地中海- (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

いよいよ第3便。旅の終末が近づいてきて、なにかしら淋しさが漂う。その一方で、この巻は途中がメロドラマ仕立てにもなっている。アンカラで画家の愛人を訪ねて行くシーンがそれだ。「私は…ローマを…愛していたわ」―なんともやるせなく切なく、それはまさしく往年のヨーロッパの名画を見ているかのようだ。そして、後段では沢木が中学生の時に読んだという小田実の『何でも見てやろう』への言及があり、彼もまたペロポネソス半島に向かう。「キリストのまねび」ならぬ「小田のまねび」だ。たしかに、あの本でのハイライトはその地であった。

2013/01/31

ゴンゾウ

いよいよアジアからヨーロッパへ。チャイからコーヒーの文化圏へ。イスラムからキリストの宗教圏へ。旅も青年期が過ぎいよいよ終焉が近くなってきた。終焉に向け心の中にできた空虚さ喪失感をどう埋めていくのか。人生観にとても近い。若い時には人生感と重ね合わせるなんてきっと思ってもいなかった。ずっしり重いヨーロッパへの旅が続く。

2016/08/17

蛇の婿

旅はトルコを経てギリシャへ…旅の終わりの始まりといったところですか。かなり楽しく読了w 紙飛行機のエピソードではニヤニヤが止まらない状態でしたw ところで紙飛行機…折り紙の文化ですが、ヨーロッパ圏での紙ヒコーキってどういう位置づけなんでしょうね?作中でも『紙を切ったり貼ったり』と書いてあります。『紙を折って』じゃないんですね。筆者は意識していないと思いますが、多分これ、紙ヒコーキが『折り紙じゃない』のが無意識に印象に残ってこういう書き方になったのではないでしょうか。非常に興味深いです。

2015/03/18

レアル

トルコもギリシャもとても大好きな国なので、懐かしい気持ちで読んだ。トルコ人に親日家が多いことがよくわかる。物価の安い国から高い国へ、お茶からコーヒーの国へ、そしてイスラムからキリストの国へ。そして旅も終わりに近づいている。。

2014/06/25

まひはる

人間の一生と同じように、旅にも青年期や壮年期がある。ただの旅行記ではなく、旅を通した著者の自己との対話が印象深かった。

2013/10/20

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