読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

泣き虫ハァちゃん (新潮文庫)

泣き虫ハァちゃん (新潮文庫)

泣き虫ハァちゃん (新潮文庫)

作家
河合隼雄
岡田 知子
出版社
新潮社
発売日
2010-05-28
ISBN
9784101252292
amazonで購入する Kindle版を購入する

泣き虫ハァちゃん (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

猪子恭治

河合先生の遺作。最期には、子どもの時代に還るのだろうか。岡田知子さんの絵が、あの時代にマッチして、心温まる。男ばかりの6人兄弟。子どもから思春期への不安と焦燥、異性への関心、大人になるイニシエーションがここにある。ハイカラなお父さんは、家庭で合唱やサンタごっこ、遠くから見守る母、それとなく気遣う兄弟、祖父母はいないが、豊かな家庭がある。泣くことは自分とともに周囲をも浄化する。幼少時に母とともに死と再生を経験したハァちゃんは、大人の涙を流す。自伝だからこそ、フィクションなのか。カモメの水兵さんとともに合掌。

2010/06/24

naoっぴ

故河合隼雄先生の子供時代をもとに書かれた小説。可愛らしい挿絵入り、心暖まる子供たちのエピソードを描いた内容は絵本のようでほっこりと癒されました。ハァちゃんが小学四年生の時に精神的に不安定になったところを読んではっと思い出しましたが、私の息子もその年、同じように心が不安定でいろいろと大変な時期でした。きっとその年はひとつ大人になる年齢なのですね!執筆途中で倒れられたとのことで物語はハァちゃんが四年生の時点で終わっていますが、最後まで書かれたらきっと素敵な子育て本になっただろうなぁと感じます…。

2016/11/15

はらぺこ

幼稚園の頃から小4までの自伝的小説。 泣き虫いうてもナンデモカンデモ泣く泣き虫やなくて優しい泣き虫。 ヤンチャな兄達は泣き虫のハァちゃんをからかう時もあるけど基本的に家族は全員優しい。 挿絵も内容にマッチしてて良かった。

2012/03/28

BlueBerry

優しくて雰囲気が良い作品でした。大事な事を教わったような気がします。割とお勧めです。

2013/10/25

つね

河合隼雄先生の自伝的な小説。お世話になっている「心の処方箋」の河合先生の幼少期を覗き込むように読んだ。昭和初期という特殊な時代に、優しさに包まれて育ち、やがて孤独を感じ始める所で終わっている。先をもう読めないのが口惜しい。いや、その先が河合先生なんだ。

2018/01/28

感想・レビューをもっと見る