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西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

作家
梨木香歩
出版社
新潮社
発売日
2001-08-01
ISBN
9784101253329
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西の魔女が死んだ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

再読だが、何度読んでもエンディングがなんとも感動的。見事と言うしかない。本書は表題のごとく、「死」をテーマとしているのだが、「西の魔女」の晩年の生と死をを通して、主人公まいの成長を描くところに大きな特徴があるのだろう。そして、西の魔女は本物の大魔法使いだったのだ。

2012/03/01

遥かなる想い

子供の学校の推薦図書にあったので、読んだ。西の魔女とは中学生の少女・まいの祖母のこと。少女の成長過程における魔女の役割が愛情を込めて描かれている。

2010/06/26

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️⭐️梨木さんはお初です。若い時は見えない事が多く損する事もありますが、見えない事でニッチな事象にフォーカスし続ける事で忙しい大人には窺い知れない世界を体感する事もあります。時と場所の位相を変え非日常化する事で普段の利害関係から解き放たれ、日常の悩みの原因が見えてきて、同時に人間本来のどう生きるかという悩みが表面化してきます。本書を読んで生きている証拠が悩みだよなと哲学的な想いを感じました。精神的な疾患は我慢や自己表現を抑制する事に端を発していると思います。もうすぐ楽しみなガス抜きの夏休みです!

2016/07/13

yoshida

静かで清々しく文体のきれいな傑作でした。主人公のまいは中学に進学後、不登校になる。「西の魔女」と呼ぶおばあちゃんの下で、まいは「魔女修行」を始める。これは真っ直ぐな故にダメージを受けたまいが、再び生きる意志と力を取り戻していくことである。決して派手な展開やカタルシスがある訳ではないが、静かな感動を生む。それは読者も生きるうえで、何かに疲れているから、もしくはそんな経験があるからと感じた。読み返すたびに新しい感動が得られそう。もっと早く読んでいれば良かった。今回この本に出会えて良かった。

2014/12/25

風眠

何年かぶりに再読。この物語を読んだ頃は、大人っぽいものを求めていたお年頃だったので、正直あんまりピンとこなかった記憶があるのだけど、年を重ね、いろいろ経験した今だからこそ、共感できるところが沢山。「こういうおばあさんになりたい」と素直に憧れるような、そんな気持ちで読んだ。食べること、物を大切にすること、生活のひとつひとつに手間をかけ、丁寧に暮らし、喜びも悲しみも自分で決めて、心は作られていく。それをおばあちゃんの言葉で言い表すと「魔女修行」ということなのだろう。初夏、銀嶺草、ジャム、約束、「アイ・ノウ」。

2015/02/20

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