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ラブレス (新潮文庫)

ラブレス (新潮文庫)

ラブレス (新潮文庫)

作家
桜木紫乃
出版社
新潮社
発売日
2013-11-28
ISBN
9784101254814
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ラブレス (新潮文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

桜木紫乃が描く「女の一生」。 物語の間に出てくる演歌の名前が 昭和の風景を効果的に蘇らせる.. 百合江の人生がなぜか演歌的に流れて くるように感じるのは、 舞台が北海道のせいだろうか。 それにしても昭和の女は強く、ぶれないのが 気持ちよい。三浦綾子の世界に似ている.. そう感じながら、生きる女の強さを 再確認した、そんな本だった。

2016/08/11

yoshida

北海道で生きる姉妹、百合江と里実。二人の人生を描く大河小説。人生には子供の頃には想像もつかないことが起こる。流転、結婚と裏切り、子を喪う理不尽さ。その人生を幸せだったとか、不幸だったとか、本人以外が決める権利は無いと思う。百合江の人生は激動である。百合江の末期に手にしていた謎の位牌の意味。末期の病床に現れ歌を口ずさむ男。最期の場面は神々しい。百合江は彼女なりの生き方で、人生を全うしたと思う。それは素晴らしいことだ。百合江と里実の生き方の対比。苦難に立ち向かう二人。自分の人生を振り返った作品。息を飲む傑作。

2017/05/14

takaC

これで直木賞で良かったじゃん。競合作が強力だったんだね。

2017/09/24

ちょこまーぶる

とにかく悲しい内容でしたが、前に進まなければという思いを感じてしまう素晴らしい一冊でした。開拓のために道東へ入植してからの三世代家族の波乱万丈の人生を描いているのですが、一見それぞれが自分勝手に生きているようにも思えてしまうが、しっかりとそれぞれの事を思いながら、家族の絆はどんなことがあっても切ることができないという現実を突きつけらけた思いがします。ただ、百合江の結婚相手の春一親子の鬼畜さは、読んでいて辛かったですね。いずれにしても、人生を何があっても「生き続ける」・・・読後の感想です。

2015/11/07

🅼🆈½ ユニス™

北海道の貧しい開拓地で生まれた杉山百合江の生涯を描いた作品。あまり期待せずに読み始めた。読み始めたらもう凄かった。昭和と言う過酷な時代を独力で生き抜き、辛酸を舐め、裏切りや絶望を “淡白” に綴っている。現代と過去が入り混じりながらストーリーは進む。女主人公を助けてあげられないもどかしさに悔しかったり、顔が熱くなる。この力作をゆっくり味わって人の悲しみや苦悩が理解できる人にならなければと省みる。こう言う素晴らしい作品に出逢えるから「読書」をやめられないのだと思う。★5❗️?

2018/08/11

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