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源氏物語を知っていますか (新潮文庫)

源氏物語を知っていますか (新潮文庫)

源氏物語を知っていますか (新潮文庫)

作家
阿刀田高
出版社
新潮社
発売日
2015-11-28
ISBN
9784101255392
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源氏物語を知っていますか (新潮文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

阿刀田さんの文庫の最新刊です。源氏物語の入門書的位置づけで読めばいいのでしょう。結構挫折している人が多いのでこのような本の価値が出てくるのではないかと思われます。わたしも谷崎純一郎、橋本治、そのほかの現代語訳、自慢じゃありませんが途中挫折組です。この本はそのような人に向いているのですが、私のようなものにはこれで読んだ感じになってしまいます。まだ大学受験用の旺文社版の参考書のほうが読もうという気になります。

2015/12/19

佐島楓

源氏は与謝野晶子訳しか読んでいない。本作は読みやすいダイジェストとなっている。現代の小説を読んでいる気分で楽しめ、ときどき著者のユーモアが混じるのも面白い。

2016/07/14

saga

学校教育のお陰で書名と著者を知らない人はいないだろう。しかし、この物語がこんなに奥深いものだとは知らなかった。源氏と言えばプレイボーイ……そんな印象しかなかった。美しい女性に心惹かれるのは男のサガ。当時のやんごとない女性は簾内にいて、その簾内に男が入ることは、例え肉体関係がなくとも契りを結ぶこととなる。確かに源氏は多くの女性と浮名を流したが、紫式部は源氏や彼の子孫に対して因果応報の結末を用意していた。女性の目線で、男の浮気に対して強烈なアンチテーゼを感じる作品だと思えた。

2020/02/29

ジンベエ親分

源氏物語は何度かトライしてその度に挫折していたので、今回初めて全貌を知った。この話の難しいところは、登場人物がやたら多く、しかも名前が途中で変わること。親子や夫婦関係も入り乱れているので、人物相関がさっぱり掴めなかったのだ。それが本作の親切な解説のおかげでようやく分かった。まあ原文で読んでもその風雅を理解できるほどの古文読解力はないので、現代語訳で読むしかないのだが、もう一度トライしてみようか、と思わせる名解説。しかしやはり1000年残るだけの名作だったのだな~。ただの漁食記ではなかったのかぁ。

2020/07/18

NADIA

「源氏物語を知っていますか?」と問われればとりあえず「知っています」に答えるが、1000年前にこれだけの大長編、しかも倒叙や伏線回収など現代でも普通に使われるテクニックでと聞かされると、そのすごさを改めて認識させられる。ノーベル文学賞は村上〇樹より紫式部こそふさわしいかも。だが内容は光源氏をはじめトップの貴族男子たちは今の感覚では犯罪者の域だし、「高貴でこの上なく美しく心映えも素晴らしい」姫君ばかりでうんざり(笑) うだうだめそめそした場面が多いのもやっぱり好みじゃないな。近江の君が一番面白いかな。

2020/11/07

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