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からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け (新潮文庫)

からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け (新潮文庫)

からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け (新潮文庫)

作家
野口卓
出版社
新潮社
発売日
2021-03-27
ISBN
9784101256634
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ジャンル

からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け (新潮文庫) / 感想・レビュー

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たま

新聞で紹介の蔦重本。初読み作家さんで期待せず(失礼!)読み始めたが面白かった。写楽は身分の高い武士との設定で、身分を明かせない事情がある。蔦重は町奉行所同心の目をくぐり、誰が写楽か判らぬよう手立てを講じて謎の絵師東洲斎写楽をプロデュースする。500頁近い長編でくどく感じるところもあるが、蔦重はじめ武士、同心、歌舞伎興行の座元ら個性が分かりやすく、後味も良かった。たくさんの絵師、戯作者、歌舞伎の演題が登場し、寛政の文化事情はなかなか複雑で手強そうだ。

2023/06/23

真理そら

『大名絵師写楽』の文庫化。

2021/03/28

陽ちゃん

大名の前藩主を謎の絵師写楽として売り出すとは、蔦重さん突拍子もないことを考えたなーと思ったのですが、当時は武家が絵師や戯作者として活躍することもあったみたいなので、違和感はなかったのかも。一方で写楽の正体を探る角倉同心と蔦重の攻防にハラハラさせられました。

2021/06/04

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