読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

デトロイト美術館の奇跡 (新潮文庫)

デトロイト美術館の奇跡 (新潮文庫)

デトロイト美術館の奇跡 (新潮文庫)

作家
原田マハ
出版社
新潮社
発売日
2019-12-23
ISBN
9784101259635
amazonで購入する Kindle版を購入する

デトロイト美術館の奇跡 (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

鉄之助

デトロイト美術館の所蔵品は、デトロイト市のみの所蔵品ではない! アメリカ国民、いや人類共有の財産かもしれない……、と思わせてくれた良書だった。DIAのコレクションは「高額な美術品」じゃない。私たちみんなの「友だち」だから助けたいのです、と貧しいながらも500ドルの小切手を寄付した市民の物語に感動。

2020/06/29

zero1

アートは友だち。美術館は【友だちの家】。キュレーターでもある原田が財政破綻で危機にあったデトロイト美術館を物語として描く。かつて自動車産業の中心地だった都市も没落した。亡き妻が好きだった場所。多くの作品を寄贈したタナヒルの想い。キュレーターのマクノイドにクーパー判事。そしてマダム・セザンヌの物語。短い中に美術館を愛する人たちの話とその再生。500ドル小切手の場面は泣けた。この世に悲劇は多いが、人の強い想いはその場所で何かを継承する。善なる気持ちを信じることができる一冊。読んで損なし。

2020/02/23

enana

市美術館の珠玉のコレクションに、市の財政破綻のため売却の危機が訪れた。守るべきは市民の生活か、それとも市民の誇りか。全米で論争が過熱する中、一人の老人の情熱と一歩が大きなうねりを生み、世界の色を変えてゆく─。実話を基に描かれた感動の物語。

2020/01/06

SJW

デトロイト市の財政破綻により、デトロイト美術館のコレクションがオークションにかけられて散逸してしまう危機が実際に起きたが、その実話を元にして書かれたフィクション。レイオフされた自動車工場の溶接工フレッド、その妻ジェシカ、美術館のチーフキュレーターのジェフリー、裁判官のダニエルの何れもが欠けても起こらなかった感動する奇跡だった。

2020/03/15

ゲンキ

原田マハさんのアート小説2冊目です。前作の「たゆたえども沈まず」は「ゴッホ」についてでしたが、本作は「セザンヌ」についてでした。といっても、私は「セザンヌ」について恥ずかしながら詳しく知りませんでしたが、知らなくても全く大丈夫です。「セザンヌ」などのコレクションを誇る美術館が、市の財政難から存続の危機にさらされ、それらのコレクションが売り飛ばされる危機になるも、「セザンヌ」の絵画を愛したある市民の切なる思いによって、みんなが立ち上がる感動のドラマでした😂。みなさんも、是非とも読んで下さい❗️

2020/03/05

感想・レビューをもっと見る