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古都再見 (新潮文庫 は 57-11)

古都再見 (新潮文庫 は 57-11)

古都再見 (新潮文庫 は 57-11)

作家
葉室麟
出版社
新潮社
発売日
2020-02-26
ISBN
9784101273747
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ジャンル

古都再見 (新潮文庫 は 57-11) / 感想・レビュー

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KAZOO

葉室さんが亡くなられる前に九州から京都に移住して、その京都の町の思いをつづったものです。時代小説に出てくる人物にゆかりの町やさまざまな食べ物(小説などに出てくるものなども)についての話もあります。私も京都は好きなのですが最近の外国人の闊歩しているさまを見るとやはり足が遠のきます。

2024/01/18

真理そら

解説が澤田瞳子さんだったので買ってみた。随筆になると良くも悪くも新聞記者的な文章&内容になる葉室先生。「幕が下りるその前に見ておくべきものは、やはり見たいのだ」幕が下りる前に書きたいこともいっぱいあったでしょうに…そして読者はまだまだいっぱい作品を読みたかったのに…合掌

2020/03/06

けやき

古都京都に関するエッセイ。色々な角度から京都を取り上げており面白かったです。

2022/02/15

金吾

歴史にアプローチしている部分が多く、また地元なので現在の状況がイメージアップしやすいため面白かったです。金閣や葉隠、義仲寺の話が良かったです。読みながら老後は京都に帰りたいと思いました。

2023/07/10

Book & Travel

京都旅行に合わせ読了。2015年に京都に移り住み、早過ぎる晩年を過ごした著者による京都に纏わるエッセイ。「幕が下りるその前に」の副題もそうだが、死を意識したくだりが多い。さすが歴史作家だけあって知識の深さには恐れ入るばかりで、特に古典や漢詩への造詣の深さが印象に残った。今の京都駅一帯に御所があった八条院、鴨長明、法然、紫式部、一休、龍馬、中原中也から、比叡山、金閣、本能寺、島原と話題は多岐に渡り、千年の都の奥深さを垣間見る気がする。司馬遼太郎贔屓の様で、所々で司馬作品に触れられるのも自分的に興味深かった。

2023/12/29

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