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29歳 (新潮文庫 み 43-50)

29歳 (新潮文庫 み 43-50)

29歳 (新潮文庫 み 43-50)

作家
山崎ナオコーラ
出版社
新潮社
発売日
2012-02-27
ISBN
9784101285733
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29歳 (新潮文庫 み 43-50) / 感想・レビュー

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ゴンゾウ@新潮部

宮木さん、柴崎さん以外の作家さんは初読でした。29歳。女性にとってはとても大切な歳なんですね。男には想像できない心の葛藤が描かれていました。女性の目からはこの作品はどう映るのでしょうか。

2017/12/26

みっこ

30歳直前に駆け込み読了。アンソロジーですが、共感できる作品を見つけられず残念…。なんだか地に足が着いてない主人公が多い気がする。あと不倫してる登場人物が多すぎる!世間から見た29歳って、こんなイメージなのかな。ナオコーラさんのお話に出てくる『自分が納得できる形で、好きなものと関わることができれば、それでいいのだ。愛情は仕事でしか示せないわけではない。』という言葉が良かった。あと、野中柊さんの文章が好きだと思ったのが収穫。主人公は全員独身なので(そういう企画なのかもしれないけど)既婚者の話も読みたかった。

2015/11/27

ひろちゃん

29歳をテーマにした短編集。29歳ってなんでこんなに悲しいんだ!って思った。みんな独身ばかり…。不倫の恋を吹っ切って別の男を選ぼうとしたらその男にも別の人がいた話とか。結婚考えてた男に好きな人出来たりとか。29歳にして悲しすぎる。でも一所懸命なとこが共感できる!30になるって嫌だよね。30になってから何しようかってやっと前向きになれるのかな?

2019/07/16

nemuro

自宅本棚から本を選ぶと、どこでいつ頃買ったのか、ボンヤリと記憶が蘇えってくる本もあれば、それどころか、本当に自分が買ったのかさえ疑わしいような本もある。本書の場合、後者ではあるのだが、たぶん、ウラモトユウコ氏による可愛らしい表紙カバー装画に惹かれたことと、8人の女性作家の中に山崎ナオコーラと栗田有起の名前があったことが購入動機と思われる。時折、女性作家集団「アミの会(仮)」の本とか、同一テーマでのアンソロジーを読むこともあるのだが、馴染みの作家はもちろんいいし、新たな作家との出合いもあって、悪くない。

2020/05/18

ぽぽ

29歳ってすごく大人だと思っていた。でも、実際なってみるとまだ子供で、もっと大人になりたいと思う。周りの環境は目まぐるしく変わって、焦りや不安が募って混乱する。落ち着きたいのに、振り回されてばっかりだ。ああ、いつになったら、私は立派な大人になれるのだろう。

2019/04/30

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