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満願 (新潮文庫)

満願 (新潮文庫)

満願 (新潮文庫)

作家
米澤穂信
出版社
新潮社
発売日
2017-07-28
ISBN
9784101287843
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西島秀俊、安田顕、高良健吾ら豪華キャスト集結! 米澤穂信『満願』3夜連続のドラマ化にファン大興奮

『満願』(米澤穂信/新潮社)

 米澤穂信『満願』のドラマ化が決定し、8月14日(火)から3夜連続で放送されることが分かった。この発表にファンからは、「大好きなミステリ小説だけに楽しみすぎる」「キャストが最高で既にワクワクが止まらない」と大反響が巻き起こった。

 2014年に発表された米澤穂信の『満願』は、“ミステリー界初”となる「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリー・ベスト10」「ミステリが読みたい」のランキングで3冠を達成。さらに「山本周五郎賞」を受賞するなど、“ミステリー短編集の金字塔”との呼び声も高い。

 全6篇からなる同作でドラマ化されるのは、「万灯」「夜警」「満願」の3作。緻密な謎解きはもちろん、岐路に立たされた人間の葛藤や業などを精細に描きだすミステリードラマとなる。

 第1夜「万灯」は西島秀俊を主演に、東南アジアでガス油田開発に携わる商社マン・伊丹が業の闇に飲み込まれていく作品。土地買収に絡んで地元民の対立の渦に巻き込まれ、反対派リーダーの殺害要求を受ける伊丹の苦境が描かれる。

 第2夜「夜警」は安田顕を主演に迎え、刃傷沙汰で殉職…

2018/6/17

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満願 (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

短編ミステリー小説。読メランキングに入っており気になり購入。どの話もよく出来ていてドラマ等で映像化出来そうなぐらい面白かったです。私の頭では少なくとも先が読めない展開だったので、まさに主人公がオチに気づく瞬間に私もオチに気づく感じで、主人公と一緒に衝撃を受けながら、読む手が止まらなくなりました。しかし、死人宿と表題の満願がいまいち理解出来なかったのでもう1回読みます!

2017/10/29

カメ吉

さすが米澤穂信!って作品でした。短編集ですがどれも素晴らしかったです。短い話の中にもちゃんと物語が出来ていて長編なみの読み応えばかりでした。『古典部』や『小市民』の様な青春ミステリーからこの様な短編集まで本当に米澤氏はすごい作家さんでした。 今度は『小市民』の新作を出して欲しい。

2017/08/15

ehirano1

なんか面白いなと思ったら、「ボトルネック」でお世話になった米澤穂信の作品出ることに途中で気付きバイアスが入りましたwww。え~ここで終わるんかいっ!ってのがあったり、脱力するのがあったり、呻らされたりと玉石混合でした。中でも「万灯」は緊張感だけでなく裏の裏が実は斜め上という感でお気に入りとなりました。願わくば長編でお願いしたいところです。

2022/12/17

bunmei

文庫化されたのでザーッと再読。『満願』とは、願いを叶えるために日数を決めて、仏に祈願したり、修行したりする日が満ちること。今回の作品は、6つの奇妙な事件に巻き込まれた、それぞれの登場人物の思いや願いに焦点を当てています。日常に潜む陰や謎をどれも入念に磨き挙げた、極上のミステリー短編集です。中でもお気に入りは、離婚調停で揺れる姉妹を描く『柘榴』と題名となり、殺人の本当の動機に迫る『満願』かな・・・。

2017/09/26

chinayo

短編集。短編は、話に深みがないのであまり好きではなかったが、この本は違った。どれも違ったテーマで、読者を飽きさせない。素晴らしい。

2018/02/18

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