KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

銀のみち一条 上 (新潮文庫)

銀のみち一条 上 (新潮文庫)

銀のみち一条 上 (新潮文庫)

作家
玉岡かおる
出版社
新潮社
発売日
2011-08-28
ISBN
9784101296197
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

銀のみち一条 上 (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

i-miya

2013.06.02(つづき)玉岡かおる著。 2013.05.31 おまえのことは後任のムーシュ夫妻にもよく頼んでおくからね。 みわを呼ぶ、ミーワ、ミーワ。 ルイを産んだみわである。 アカシア並木の一本道は、銀山から飾磨港まで続いている。 全長50kmに及ぶ。 第1章、但馬口、播磨口。 1. M25、人気の東京相撲がきた。 生野でも一日巡業することになっている。 「かね正」の渉外係、姫路。 円山川。 関所。 商人と鳥打帽子の男。 6歳、彼の息子、雷太。 冬矢はん。 

2013/06/02

i-miya

2013.06.02(初著者・初読)玉岡かおる著。 2013.05.28 (カバー) 1200年間、日本に銀をもたらした近代鉱業の中心となった生野銀山。 その但馬の地に生まれつき、明治を生きた三人の女性。 (1)東京帰りで名士の娘、咲耶子、(2)町一番の美貌芸妓の芳野、(3)気立てがよく、真っ直ぐな女中、志真。 三人の胸の中の雷太、孤独な坑夫、なもなき人々の感動大河ロマン。 (玉岡かおる) 1956(S31)、兵庫県生まれ、神戸女学院大学卒、文学部。 (序章) 旅立ちが春になったのは幸運だった。 

2013/06/02

i-miya

2013.06.15(つづき)玉岡かおる著。 2013.06.10 どれほど親しくなっていようと、きっぱりわかれるもの。旅における人と人。 生野の製錬所から姫路の飾磨港まで銀を馬車で運ぶ「銀の馬車道」、レオン・スレーシーが建設。 口銀谷(くちがねや)。 いよいよ生野だ。 冬矢やないけ、しばらくやのう。 坑夫や資材調達を請け負う伊東屋の旦那の下、若頭の伝二。 昨日、初七日がおわった。 そうけ、なら一応穢れは取れたの。 江戸の世は、鉱山師(やまし)。 

2013/06/15

i-miya

2013.06.05(つづき)玉岡かおる著。 2013.05.31 忍辱、ロクハラミツ(六波羅蜜)にも書いてある。 息子の口から冬矢の父、甚八の教えを聞く息子の父、冬矢。 父、甚八の人生を思う。 代官所から請負い、銀を大坂の御金蔵へ運ぶお銀飛脚を兼ねた掛け屋「鳴海屋」に生まれ若くして広い世間を見聞きした。 冬矢、生まれて間もない文久三年十月、生野になだれ込んだ討幕の志士たち、代官所占拠、「生野の変」である。 

2013/06/05

i-miya

2013.06.09(つづき)玉岡かおる著。 2013.06.04 雷太、寅三、そして伊作のこと。 “ビリ”の伊作。 あの子は引き取り手もむつかしやろな。 「鉱山にいたフランス人技師の忘れ形見、生野から消え、どこかで子を作った」 母親は飾磨港の芸者見習いの半玉だとか。 呉服商人の藤吉は地獄耳だった。 セヴォが女中から産ませた混血児、ルイ・加藤、その子、伊作、1/4ハーフ。 おりんのことを思いだす。 貧乏籤引きそうな鈍な感じの、印象の女、りんだったと思い出す。 

2013/06/09

感想・レビューをもっと見る