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流転の海 第7部 満月の道 (新潮文庫)

流転の海 第7部 満月の道 (新潮文庫)

流転の海 第7部 満月の道 (新潮文庫)

作家
宮本輝
出版社
新潮社
発売日
2016-09-28
ISBN
9784101307565
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あらすじ

昭和三十六年。東京五輪へ向け復興は進み、大阪行きの集団就職列車が満員となった時代。六十五歳を目前にした熊吾は中古車販売業を軌道に乗せ、往時の覇気が甦りつつある。息子・伸仁は絵画を愛する少年に成長し、妻・房江はアルコールから抜け出せずにいたが、確かに一家に未来は拓きかけていた。熊吾が博美と再会するまでは。

流転の海 第7部 満月の道 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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かみぶくろ

この大長編が織りなす世界はもはや立派なコスモ。たっくさんすぎる登場人物達が一人一人美しく瞬いている。松坂の大将も、歳取ったなあ・・。

2019/01/19

ハナコ

「流転の海」第七部。伸仁も高校生かぁ。父親・熊吾がその伸仁にやりこめられる場面では、さすがに老いの影が…と感じるが、豪快さはまだまだ健在。それが仇となるあたり、しょうがない親父なのだけど。これからどうなるんだろう、と第九部完結へ向けていよいよ熊吾一家から目が離せない!周りの人間模様がまた、泥臭くて面白いのだ。

2018/11/06

tomomi

本作は熊吾にしても房江にしても過去を振り返ることが多く、第6部と第8部をつなぐ過渡期的役割のような印象だったが、あとがきによると宮本輝自身本作執筆時に熊吾と同じ年齢になり、かえって熊吾の人となりも当時の時代の気分もわからなくなり苦しんだ末に第8部への「道」となったとあった。納得。やはり文章に作者の状況が反映されるものだな。博美との関係が切れず借金まみれになり、また従業員に裏切られる熊吾の衰退が寂しい。それに反してペン習字をまじめに習い、商才でも意外な一面を見せる房江には母を慕う宮本輝の思いが感じられる。

2019/02/09

MIHOLO

ようやく、ようやく一息つける所まで盛り返して来たと思ったら、また?!でも伏線はあったというか、このシリーズが順調に行くわけないと疑いながら読んでるから以前程驚かなくなってる。しかも約束したのに、房江さんに手をあげたね!!!でも今回はノブちゃんが反撃に出て頼もしくなってた。後2巻しかないから、もう松坂一家の不幸は読みたくないんだけどな。というより後2巻じゃイヤだ。ずっと読んでいたい。もう熊吾さんが親戚のおじさんみたいな感覚になってて、昔話を聞いてる位入り込んでる。

2019/02/07

麦のみのり

ついに文庫本がでました! 房江が書いた伸仁の長所と短所のところでまずうるっとしました。あぁ、この世界に来た(戻った)なぁ。と。終わってほしくないけど、そうもいきません(笑)

2016/10/09

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