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骸骨巡礼 :イタリア・ポルトガル・フランス編 (新潮文庫)

骸骨巡礼 :イタリア・ポルトガル・フランス編 (新潮文庫)

骸骨巡礼 :イタリア・ポルトガル・フランス編 (新潮文庫)

作家
養老孟司
出版社
新潮社
発売日
2019-06-26
ISBN
9784101308432
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ジャンル

骸骨巡礼 :イタリア・ポルトガル・フランス編 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ハチ

真夏の暑さに丁度良い清涼感、静謐感を味合わせてくれる。夏の生命の謳歌隆盛の最中、冷たい養老節と死体の水平チョップが炸裂。読むごとに新たなる視座が得れて、スルメ本。

2021/08/27

ハチ

文庫化されて、通勤鞄の中に骸骨がいっぱい。死から現代を逆算して眺めてみる。メメントモリも虫もヨーロッパのホテルも色々気になり、また本を読んだり旅をしたくなる。写真がとても綺麗で骸骨に圧倒されそうな寺院もありすごい!

2019/07/03

Melody_Nelson

本書に出ているローマの骸骨教会も含め、幾つか訪問したことがある。で、養老さんは何を思うか?と興味を持ったのだけど、話が色んな所へ飛ぶ。ホテルのこととか…。そんな脇道にそれた話の中では、主体の考察が面白かった。ポルトガルの教会は、以前行きたいと思ってチェックしてたけど行けずじまい。今後、行かれるのかしら。とりあえず、コロナ明けは都内の墓地散策しようかな。メメントモリ。

2021/03/01

osakanazuki44

「コーヒーにしますか、お茶にしますか」。欧米社会では、自由は主体のする選択にあると考える。日本は、黙ったまま、お茶が出される。飲むか飲まないかは客の自由。とにかく、73枚のカラー写真に驚きました。イタリア、ポルドガル、フランスのように骸骨を納骨してる施設なんて日本にあるのだろうか?

2020/01/27

縁川央

終盤、ちょっとガンダムっぽかった(?)。骸骨だらけの教会は圧巻。ウソの話、主語の話とか、哲学的な観点からの考察とか、様々な切り口で考える面白さよ。思惟と延長の問題を考えるとき、考える自分はどこにいるか、解剖学者だからこその考えもあったり、考えることの面白さを改て知る。

2019/08/01

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