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エデン (新潮文庫)

エデン (新潮文庫)

エデン (新潮文庫)

作家
近藤史恵
出版社
新潮社
発売日
2012-12-24
ISBN
9784101312620
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あらすじ

あれから三年──。白石誓は唯一の日本人選手として世界最高峰の舞台、ツール・ド・フランスに挑む。しかし、スポンサー獲得をめぐる駆け引きで監督と対立。競合チームの若きエースにまつわる黒い噂には動揺を隠せない。そして、友情が新たな惨劇を招く……。目指すゴールは「楽園」なのか? 前作『サクリファイス』を上回る興奮と感動、熱い想いが疾走する3000kmの人間ドラマ!

エデン (新潮文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

「サクリフィス」から3年、 今度の舞台はツール・ド・フランス。近藤史恵が描く 自転車レースの世界は 読者に知らない世界を 教えてくれて面白い。 白石誓がフランスという 異国の地で与えられたアシスト…ミッコをアシストする 白石、そして若きフランスのホープ・ニコラ。 3週間にもわたる戦いの果て に得られたものは何だった のか?そして、ニコラと ミッコの争いの結末は? スポーツにおける光と 影を爽やかにえがいている …そんな物語だった。

2014/12/29

修一郎

チカ、ツール・ド・フランス編。自転車ロードレースの裏側まで解説付きで楽しめた。自転車レースって紳士協定と戦略が絡み合って実に奥が深い。観客として楽しむには結構な教養が要りそう。チカは自分の立ち位置を決めるレースだったけど、選択が正解だったと思いたい。前作サクリファイスでしてやられたので、タイトルになんか潜んでいるのではと身構えすぎた。俺って単純すぎ。考えてみれば作者がまた同じ手を使う可能性は低いんだけど。今回ミステリー要素少なめ、緊迫感あるスポーツ小説として、多少自転車競技に詳しくなった気分になって読了。

2014/08/20

あすなろ

俺たちは自国軍を持たない傭兵みたいなものだ。フランスで、ツールドフランスで味わうフランスのナショナリズム。そして、チームと自身と選手同士の心理的葛藤。シリーズ第二作の本作も良かった。特にラスト三分の一は、自転車が走り抜ける爽やかな一陣の風のようであった。主人公チカは、アシストとして秀逸な能力を内包している。それが成長と共に現れることが、更に本作の二作目としての魅力を引き立てる。

2015/06/17

ehirano1

今回の舞台はなんとロードレース世界最高峰のツール・ド・フランス。否が応でも期待が高まりますが、チカが所属するチームはレース前にスポンサー撤退によるチーム解散といういきなりの事態から物語が始まります。このような状況下、プロのアスリート達はどのようなメンタルを以ってどのようなパフォーマンスを繰り広げていくのかとても興味深く読みました。チカですか?、チカは日本人的な本物のプロでしたよ。

2017/08/12

yoshida

サクリファイスの続編。あれから三年。舞台はツール・ド・フランス!しかしチカの所属チームはスポンサーが撤退し、消滅の危機に。ライバルチームのエース、ニコラを優勝させて自チームの存続を懸ける監督。優勝を狙う自チームのミッコ。チームは揺れる。そんな中、ニコラにドーピングの噂が。勝負を懸けるレースの朝、ニコラのチームメイトが死亡し真実が語られる。今まで薄々に気付いていた残酷な事実が知らされる。楽園にしがみつくために違法行為に手を染め、もう楽園に戻れないチームメイト。終章が鮮やかな巻く引き。一気読みでした。

2014/10/05

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