読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

サヴァイヴ (新潮文庫)

サヴァイヴ (新潮文庫)

サヴァイヴ (新潮文庫)

作家
近藤史恵
出版社
新潮社
発売日
2014-05-28
ISBN
9784101312637
amazonで購入する Kindle版を購入する

サヴァイヴ (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あすなろ

ただ孤独に貪欲にレースを走るーそんな石尾等を、サヴァイヴシリーズの時間軸を、様々に描く。もちろん、本シリーズの主人公である白石の最終章も良かった。リスボンの情景と彼の心情のミックス加減が印象的。それに加え、岩尾の描き方はその上を行く。彼を淡々とかつ秘めたる情熱を固い殻で描く近藤氏の筆致は三作目である本シリーズをまた更なる深みへと誘ってくれた。四作目にも誘われているので、またこの世界に浸ろう。

2015/06/30

ううち

サクリファイス、エデンを読んだのがだいぶ前だったので繋がりが分からなくなっていたけどやっぱりこのシリーズは面白い。アスリート精神のギリギリな所にゾクゾクする。 マイナースポーツだから、知名度を上げるためなら八百長でも!というのはどうかと思うけど、そんなやり方でもメジャーになれば選手たちがもっと楽になることもあるというのが何とも言い難い気持ちにさせられる。サクリファイスとエデンを再読しなくては。

2018/04/16

佐々陽太朗(K.Tsubota)

前二作『サクリファイス』『エデン』の外伝としての六つの短編。ロードレースはエースを勝たせるために他のチームメイト全員がアシストにまわるという駆け引きのゲームという点で、レースそのものがミステリですね。全員の思いを受けとめて責任を引き受けるエースもかっこいいが、自分の名前は残らなくともエースの勝利に貢献できるなら本望というメンタリティーが限りなくかっこいい。まるで『葉隠』記された「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」ではないか。ロードレースには「武士道」に通じる精神がある。

2014/06/07

小梅

ツールが始まる前に、と「サクリファイス」「エデン」「サヴァイヴ」と続けて読みました。また「サクリファイス」から読みたくなってしまいました。

2014/06/18

しんごろ

『サクリファイス』のシリーズ第3弾!石尾 豪、これでもかというぐらい、なんて不器用なんだ。不器用だけど生き方は格好いい。正真正銘の漢だね。誓(ちかう) が、アシスト役が適材なのもわかった気がするし、伊庭には自転車に対する貪欲さを感じて、そして意外と優しい。赤城には、見習って学ぶことが多かった。それにしてもドーピングはスポーツの世界では永遠の課題だね。ドーピングするような弱い心を持たないように、鍛錬に鍛練を重ねて心を鍛えてほしいね。素敵なスピンオフ集でした。とにかく石尾がかっこよすぎです。

2019/11/14

感想・レビューをもっと見る